米IBM、送信元のドメインを識別するスパム対策技術「FairUCE」を発表

 

米IBMは22日(現地時間)、「FairUCE(Fair use of Unsolicited Commercial Email)」という新しいスパム対策技術を発表した。Eメールのドメインを解析して、ゾンビやボットなどの不正なコンピュータから送られたメールを除外する。メールの内容をスキャンして判別する方法よりも、システムやネットワークへの負担が軽く、安定した効果が得られるという。現在、最新技術を開発者向けに提供するサイト「alphaWorks」を通じて、初期バージョンのソフトウエアをダウンロード提供している。

FairUCEが組み込まれたメールサーバは、DNSキャッシュを利用して、メールのドメインと送信したコンピュータのIPアドレスの整合性を確認する。関連していないと判断された場合、送信元を確認するメッセージが送られる。これにより約80%のスパムメールを除外できるそうだ。正当なメールに対して確認メッセージが送られることはほとんどないという。関連性が確認されたメールについても、ドメインの評価や受信者の拒否リストに照らし合わせて、FairUCEが受信/確認/除外の判断を下す。

FairUCEのフィルタリングでは、確認メッセージを送るために通信バンド幅を浪費するが、その影響は微々たるものだという。メールの内容をスキャン・分析してスパム・フォルダやバルク・フォルダに振り分ける従来の方法に比べると、より早い段階でスパムメールを除外できるため、ネットワークへの影響はずっと軽くなる。また、スキャンしたメールを正確に分析するにはシステムの処理能力を消費する上、頻繁なメンテナンスが必要になると指摘している。AOLの調査によると、コンテンツフィルターのアップデートに対して、スパム送信業者は4時間以内に対応するそうだ。

現在提供されているFairUCEは初期バージョンだが、将来的にはSender Policy Framework(SPF)や同様の送信者識別システムを組み込む計画で、実現すれば確認メッセージを送信する必要がなくなる。また、リアルドメイン評価システムの利用も予定されている。

IBMが毎月発表しているグローバルビジネスセキュリティ指標によれば、スパムメールの割合は1月の83.11%から、2月には76.3%に減少した。それでもスパムが世界中のIT担当者にとって、頭痛の種であることに変わりはないとしている。



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