Googleは不動の王者にあらず!? 複数検索エンジンの横断利用者が多いと判明

 

米Nielsen//NetRatingsは、米国インターネットユーザーの検索エンジン利用状況などを調査した最新レポート「Nielsen//NetRatings MegaView Search」の発表を行った。Googleがトップの利用率を記録しているものの、他の検索エンジンと組み合わせて利用しているユーザーも多いため、今後の市場動向は流動的とする分析が出されている。

同レポートによれば、今年1月に、米国の職場および家庭においてインターネットを利用した人のうち、検索エンジンにGoogleが使われた割合は、全体の47%に上っている。2位にはYahoo!の21%、3位にはMSNの13%が入っており、Googleが群を抜いて検索エンジントップの位置に立っている状況が浮き彫りになった。同社は、60以上の検索エンジンを調査対象に含めているようだが、Google/Yahoo!/MSNの3大検索エンジンが、米国で行われるインターネット検索全体の8割以上を占めていることになる。

検索エンジン市場シェア(2005年1月)

とはいえ、Googleの利用者の中で、Yahoo!も同時に利用しているユーザーは26%、MSNも同時に利用しているユーザーは19%、Google/Yahoo!/MSNの3つを同時に利用しているユーザーは14%とされており、他の検索エンジンを利用することなく、Googleだけを使って満足しているユーザーは、約4割に過ぎないことが明らかにされている。Yahoo!やMSNに至っては、さらにその傾向が強まっているようで、GoogleやMSNを組み合わせて利用するYahoo!ユーザーは71%、GoogleやYahoo!を組み合わせて利用するMSNユーザーは70%との調査結果が紹介された。

Nielsen//NetRatingsのStrategic Analysis部門を率いるKen Cassar氏は「Googleが検索エンジンのトップであるとする結果には、それほど驚かない人が多いかもしれないが、Googleを含むメジャーな検索エンジンすべてが、利用ユーザーの大半を、着実に自社サービスにつなぎとめられているわけではないとの結果は、重大な意味を帯びている。いまだ発展段階にあり、厳しい競争が繰り広げられている検索市場において、革新的な新サービスなどを発表していく意義は大きく、どの検索サービスにもシェア拡大のチャンスがあると同時に、シェア縮小の危険もあることが示されている」とコメントした。



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