スパムの処理に1年で47時間、2割のPCにスパイウェア - シマンテック

 

シマンテックは、定期的に実施しているスパムメールに関する調査結果を発表した。今回からスパイウェアに関する調査も含まれており、スパムメールでは、処理に要する時間が平均7.78分、スパイウェアは2割程度で実際にインストールされていた、といった結果が明らかになった。

今回の調査は、昨年1月の調査に続くもので、インターネット歴3年以上のユーザーを中心に調査を行い、比較のためネット歴1年未満のユーザーを対象とした調査も実施した。民間調査会社のインフォプラントが抱える男女パネル1,100名(ネット歴3年以上)、100名(ネット歴1年未満)が回答し、2005年1月中旬に調査した。調査の実施・分析はインフォプラントが行った。

結果によれば、回答者の96.4%がスパムメールを受信していた。特に、プロバイダなどの有料メールアドレス(79.9%)に比べ、フリーメールの方が84%と受信経験が多かった。スパムメールの1日の受信数は、全体の55.2%が1日1通以上、同18.4%が1日10通以上のスパムメールを受信していた。

スパムメールが増えているかどうかの設問に対しては、「すごく増えている」「少しずつ増えている」合わせて65.9%が、スパムメールの増加を感じていた。前回は50.9%が増えていると感じていた。

スパムメールの受信件数

スパムメールが増えたかどうか

受信したスパムメールを削除するなどの処理をするために必要な時間は、1日平均7.78分かかっており、単純計算で年間47時間がスパムメールの処理にあてられている、ということになる。1日20通以上スパムメールを受信する人では、1日平均20分の処理時間を要していた。

受信したスパムメールは、有料アドレスに対しては「出会い系サイトの宣伝」(24.1%)、「意味不明な英文その他の外国語メール」(22.5%)、「わいせつなビデオ・DVD販売・サイトなどの宣伝」(16.9%)といったものが多かった。フリーメールアドレスに対しては、出会い系サイトの宣伝メールが30.4%と突出しており、調査を実施したインフォプラントでは、スパムメールへの対応として、いつでも解約できる、いわゆる「捨てアドレス」を使っているためではないか、としている。

受信したスパムメールに対して、メール記載のURLにアクセスして送信拒否手続きを行ったり、メール記載の拒否アドレスにメールを送ったり、一般的なスパムメールの対策としては逆効果とされる手法をしてしまっている人がそれぞれ13.8%、11.7%おり、前回の調査と比べて減少しているものの、依然として一定の割合で存在していた。利用歴1年未満ではそれぞれ28%、13.3%と、さらに高割合となっていた。

スパムメールの処理にかかった時間

スパムメール受信時の対応

なお、スパムメールに関して自由回答を求めたところ、プロバイダの対処、行政・法律などによる規制を求める声が多かったという。厳罰を求める声もあり、インフォプラントでは「受信者がスパムメールに対して強い嫌悪感を抱いている」と指摘している。

今回から新たに調査を行ったスパイウェアに関しては、家庭用PCの約8割がスパイウェアに感染、大半が感染に気づいていない、という米国での調査(米AOL/NCSA調べ、2004年10月)があったように、被害が広がっている、とされている。

調査では、そもそもスパイウェアがどういったものかを知っている人が、スパムメールに比べて低くなっており、ネット歴3年以上の層でも、スパイウェアが「どんなものであるかを知っている」が28.6%で、「何となく怖いものだと感じている」(17.7%)を合わせても半数に満たなかった。ネット歴1年未満では約7割が「聞いたこともない」という回答だった。

スパイウェアを知っているかどうか

スパイウェアがどんなものか

スパイウェアに実際に感染していたかどうかを聞いたところ、全体で19.4%が「実際に入っていた」と回答。特に15~29歳の層では4割以上が感染していた。発見方法については、そのほとんどはセキュリティソフトが発見したもので、発見されたスパイウェアがどんな動作をするか、どこから感染したか、といった点についてはそれぞれ57.7%、39.5%が「不明」という回答だった。

スパイウェアに実際に感染していたかどうか

スパイウェアをどうやって発見したか

発見されたスパイウェアの内容

スパイウェア対策については、ネット歴3年の層で34.4%、同1年未満で47%が対策は何もしていない、という答えで、ネット歴3年以上でも、スパイウェアについてはよく分かっておらず、対策も行っていない人が多いことが分かった。

スパムメール(左)とスパイウェア(右)の回避方法

これらの結果についてシマンテックの齋藤秀明副社長は、「スパムメール、スパイウェアと、ウイルス以外の脅威を感じている人も増えているが、十分な対策を取っているユーザーは少ない」と指摘する。

シマンテックでは、スパムメールに関しては「疑わしいメールに返信しない」「疑わしいメール内のURLリンクをクリックしない」、スパイウェアに関しては「ソフトなどのインストール時に注意すること」「内容をよく読まずにエンドユーザ使用許諾契約(EULA)の「同意します」ボタンをすぐにクリックしないこと」、いずれに関してもセキュリティソフトを使い、対策を万全にすること、などの自衛策を推奨している。

スパムメールとスパイウェアを回避するために推奨される自衛策の例



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