JIS規格対応に苦労しない - Webページ自動生成サービス「SimpleWeb」

    石田優子  [2005/02/28]

    2月28日から3月2日までの3日間、東京都新宿区の日本青年館と港区のTEPIAで、デザインとITの融合をテーマにした「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」がソシオメディアの主催で行われる。28日にそのカンファレンスの概要と、ソシオメディアが3月18日から販売を開始するWebアクセシビリティのオンラインサービス「SimpleWeb」についての記者会見が行われた。

    アクセシビリティ対応ページを自動生成

    オリジナルのWebページから、アクセシビリティに対応したテキストページを生成する

    「SimpleWeb」は、通常のウェブページから、アクセシビリティ対応のテキストページを自動生成するサービス。オリジナルのWebページのhtmlを解析し、ある程度リニアライズした上で、高齢者や障害者にとって利用しやすいテキストページを作りあげるという。ユーザーは、文字の大きさや色、背景色、リンクボタンの表示などといった調整が可能。通常であれば1ページごとに作り直していた日本工業規格(JIS)対応ページも、簡単に作成できるとされる。

    提供価格はウェブサーバ1ホストにつき年額36万円(税別)から。同社では3月18日からオンラインサービス(ASP)として提供を開始するほか、5月からはサーバーソフトウェアとしての販売も計画している。

    DESIGN IT! Pre-Conference 2005が開催

    ソシオメディア取締役社長の篠原稔知氏

    次に、ソシオメディア取締役社長の篠原稔知氏より「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」の説明があった。

    ソシオメディアでは過去9回、ユーザビリティ、アクセシビリティ、情報アーキテクチャなど、主にウェブを対象としたフォーラムを開催してきたが、そのノウハウを生かしながら、より範囲を広げ、DESIGN ITをテーマに今後の活動を開始するという。

    DESIGN ITには、「IT(情報技術)をもっとデザインしよう」、「IT(それ: everywhere、everyone)としてすべての場、サービスなどもデザインしよう」、また、「実装、プログラミングの前工程も重視した製品デザインを行おう」という意味がこめられている。ウェブサイトだけにとどまらず、アプリケーションのインタフェースやコミュニケーションデザイン、経験のデザインなど、すべてを含むデザインのありようを提起し、ウェブ以外のデザインを考える人をも含めたデザイン"IT"を考える場であり、機会でありコミュニティにしようというものだ。

    今回のプレカンファレンスでは、情報アーキテクチャ、インタラクション、アクセシビリティ、ストラテジー、デザインマネージメント、コンテンツマネージメントの6つのテーマに分けたキーノートや講演が行われる。主な講演者には、スタンフォード大学のB・J・フォグ氏、アダプティブ・パスのジェシー・ジェームス・ギャレット氏、マサチューセッツ工科大学のエドワード・バレット氏、名古屋市立大学大学院の川崎和男氏、「ウェブログ・ハンドブック」著者のレベッカ・ブラッド氏、パチェロ・グループのマイケル・G・パチェロ氏らがいる。今回はプレカンファレンスで2005年秋には本イベント「DESIGN IT! Conference」も予定されている。

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン