ジャストシステム、松下との特許侵害訴訟で控訴

ワープロソフト「一太郎」とグラフィックソフト「花子」の機能の一部が、松下電器産業の特許を侵害しているとして両ソフトの製造、販売の中止を命じた東京地裁の判決を不服として、ジャストシステムは東京高裁に控訴した。

東京地裁の判決文によれば、松下の特許は、1989年に出願、98年に登録されたもので、アイコンの機能説明を表示させるヘルプ機能についてのもの。ヘルプアイコンをクリックした後、別のアイコンをクリックすると、そのアイコンの説明を表示させる、という仕組みだ。

一太郎・花子に搭載されている「ヘルプモード」では、「ヘルプモード」ボタンをクリックすると、カーソルに「?」マークが付与され、それで「印刷」ボタンをクリックすると、そのアイコンの機能が説明される。この「ヘルプモード」ボタンと「印刷」ボタンが「アイコン」に該当するかどうかが争点の一つで、東京地裁はこれをアイコンと認めるなどして、一太郎・花子の製造、販売の差し止めと廃棄を命じていた。

ジャストシステムは判決後、控訴する方針を明らかにしていたが、8日、正式に東京高裁に控訴した。ジャストシステムが控訴したことで、一太郎・花子の販売は継続され、最新版の「一太郎2005」「花子2005」は予定通り2月10日に発売される。



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