救急治療室での医療ミス防止にPDA活用が効果的 - 米調査

米MedAmerica Mutual Risk Retention Group(RRG)は、救急医を対象に実施したPDA利用に関する最新調査レポートの発表を行った。勤務中にPDAを用いて医療情報などを参照することが、医療過誤を避ける上で役立っていることが明らかにされている。

同社は、医療従事者向けに損害賠償責任保険などを提供、顧客の医師たちには、米Epocratesと提携して、薬剤情報データベース「Epocrates Rx Pro」などを参照できるPDAの利用を奨励してきたという。今回発表のレポートは、2003~2004年にかけてMedAmerica Mutual RRGが行った、224名の救急治療室を担当する医師に対する調査に基づくとされている。

調査結果によれば、勤務中に頻繁にPDAを使用すると答えた救急医は、全体の約7割に上り、患者に投与する薬剤に関する情報を参照したり、治療に必要な数値計算を行ったりと、PDAの利用目的は多岐に及んでいるという。また、これまでにPDAを用いることで、投薬または治療時などに医療ミスを未然に防ぐことができたと感じているとの回答も少なくなかったようだ。

MedAmerica Mutual RRG CEOのGloria H. Everett氏は、PDAを医師が活用することについて「患者がより安全な医療を受けられるようにする上で、革新的なツールを受け入れていくことの重要性を、今回の調査は示している。医師が患者のベッドサイドで、臨床薬剤情報へとスムーズにアクセスできることの恩恵は非常に大きい」とコメントした。



人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事