児童ポルノ犯罪の国際的な取り締まり強化へ - ネット上に専用窓口を開設

    湯木進悟  [2005/01/28]

    児童ポルノ犯罪対策に取り組むVirtual Global Taskforceは、インターネット上に専用サイトを開設して、子どもたちの安全を確保するための活動を強化していく方針を明らかにした。すでに、英国、米国、カナダ、オーストラリアの4カ国で相談窓口などが設けられており、今後もサービス提供国の拡大が目指される。

    Virtual Global Taskforceは、国境を超えて児童ポルノ犯罪の取り締まりを強化する目的で、英国家犯罪対策局(National Crime Squad)、米国土安全保障省(Department of Homeland Security)、カナダ国家警察(Royal Canadian Mounted Police)、オーストラリアのハイテク犯罪捜査課(High Tech Crime Centre)、インターポール(国際刑事警察機構)の協力のもとに結成されたという。

    新たに発表された専用サイト上では、保護者および子どもたちに向けて、安全にインターネットを利用するために役立つアドバイスなどが掲載されるほか、国別に相談コーナーが設けられて、もし何か困った問題を抱えている場合などに迅速に助けを求められるようだ。被害者へのケアといった実際的なサポートは、英国児童虐待防止協会(NSPCC: National Society for the Prevention of Cruelty to Children)、Internet Watch Foundation、Childline、MissDorothy.Comなどの団体組織との連携で提供されるという。

    今回のアナウンスに当たって、Virtual Global Taskforce議長を務めるNational Crime SquadのJim Gamble警察次長は「児童虐待問題は現代社会へ最悪の被害をもたらす犯罪に数えられる。インターネットユーザーが世界中のサービスへとアクセスできる現状からすれば、取り締まりにも世界的な観点から取り組んでいくことが求められる」と語った。

    今後の活動方針として、インターネット上に児童犯罪者の指名手配などに関する情報を掲載していくほか、G8およびEU各国の警察機関に協力を求めて、より世界的に捜査網を広げていく計画も明らかにされている。

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン