IBM、3,449ドルのOpenPowerサーバ - 論理パーティショニングも可能

      [2005/01/25]

    米IBMは、「IBM eServer OpenPower 710」を発表した。プロセッサにはPOWER5を採用、1GBのメモリ、73GBのHDDなどを搭載し、3年間の翌日オンサイト保証の構成で価格は3,449ドル(OSは含まない)。OSにはLinuxを搭載することができる。2月18日の発売予定。

    OpenPower 710は金融サービス、生命科学、政府組織といった業種を主なターゲットとしたエントリーレベルのサーバ。SUNやHPなどのエントリーUNIX/Linuxサーバを置き換えるべく投入される。Powerアーキテクチャのサーバで、プロセッサには最大2個の1.65GHzのPOWER 5(それぞれ1.9MBのL2、36MBのL3キャッシュを備える)を搭載でき、8つのDIMMスロットに最大32GBのメインメモリを搭載可能。POWER5は第5世代のPOWERプロセッサで、1つのプロセッサで複数のスレッドを実行可能なSMT機能を持つ。

    筐体はラックマウントタイプでUltra320 SCSIコントローラを2つ、ホットスワップ可能なHDDのベイを4つ備える。拡張スロットは64-bit PCI-Xを3つ備える。ネットワークポートは10/100/1000Mbps対応のEthernetを2ポート、オプションで冗長構成も可能なホットスワッパブル電源、同じくホットスワップ可能な冷却システムを備える。その他のI/Oポートはシリアル×2、USB×2、HMC×2、キーボード/マウスなど。

    OpenPower 710は、OpenPowerプラットフォームのシステムで、OSは、Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9 for POWER(SLES 9)またはRed Hat Enterprise Linux AS 3 for POWER(RHEL AS 3)を搭載可能。同社独自のUNIX OSであるAIXを搭載したシステムと比較して、ISVなどがソフトウェアを開発しやすいものとなっている。その一方で従来ハイエンドのUNIXサーバや汎用機が備えていた論理パーティショニング技術も備え、1台のサーバ上で複数のOSイメージを稼働出せることも可能だ。

    IBMではサーバハードウェアのLinux対応を積極的にすすめ、ソフトウェアでもRDBMSのDB2、アプリケーションサーバのWebSphereなどをLinuxで稼働可能とするなど、Linuxをサーバソリューションプラットフォームのひとつとして位置づけている。OpenPowerは、その中で64-bit CPU「POWER5」の上で64-bit Linuxを稼働させるプラットフォームとなり、現在、1~2-wayに対応する710と4-wayにまで対応する720の2ラインナップをそろえている。

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