ライブドア、ネット銀行業務に進出、山口県の西京銀と提携

    大川淳  [2005/01/24]

    ライブドアは、山口県に本拠を置く西京銀行と提携、共同出資でインターネット専業銀行「西京ライブドア銀行(仮称)」を設立、年内にも業務を開始する意向だ。資本金は20億円で、出資比率は西京銀行が51%、ライブドアが49%。個人向けの決済サービス、ローン業務、中小企業・個人事業者向けの融資業務を行う。ライブドアはオンライン金融サービスの部分を、西京銀行は銀行業務全般をそれぞれ担う。

    すでにライブドアは、ライブドア証券、電子マネーのビットキャッシュ、消費性ローンのライブドアクレジットなどのオンライン金融サービスに着手しており、新たに銀行業務を付加することにより、インターネットによる金融サービスを自己完結型にし、ポータル事業全体の強化を図る。また、昨年末子会社化した弥生は、中小企業の顧客をもっており、これらの層への金融サービス提供を視野に、グループのシナジー効果も狙う。

    西京銀行は、首都圏を中心とした個人金融分野の強化を進めており、インターネットユーザーに認知度が高いライブドアとの協業を決めた。同行は、昨年から他のネット専業銀行、ポータルと連携するなど、ネットバンキングに積極的な姿勢を示してきた。

    先日には、ヤフーがあおぞら銀行と共同でネット専業銀行への参入を発表しており、IT関連企業からのこの分野への進出が相次ぎ、既存のネット銀行4行とともに、競争が激しくなることが予想される。ライブドア(当時はエッジ)は2003年、ネット銀行事業への取り組みを目指し、イーバンク銀行に出資、同年10月には筆頭株主となったが、2004年10月には資本関係を解消していた。

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