音声で自然なリクエストにも応えられるデジタルプレイヤーが開発中

    湯木進悟  [2005/01/21]

    米Gracenoteは、米ScanSoftと提携して、音声認識技術を利用した自然な操作感を実現するデジタル音楽プレイヤー向けソリューションの開発に取り組んでいることを明らかにした。今年第4四半期には、各メーカー向けに提供が開始される予定になっている。

    今回の発表では、Gracenoteの音楽データベースなどが、ScanSoftの音声認識技術を採用したナビゲーションへ対応することで、デジタル機器に向かって話しかけるだけで、好みの楽曲を指定再生できるようになるとされており、携帯音楽プレイヤー、カーナビゲーションシステム、家庭内メディアサーバなど、幅広い分野での実用化が目指されている。楽曲名やアーティスト名から楽曲指定が行えることに加えて、再生中に曲名を尋ねると、その楽曲の情報が通知されたり、かかっている音楽と同じタイプの曲を選んで連続再生してほしいといったリクエストにも応えられるようになるという。

    GracenoteのBusiness Development部門で副社長を務めるRoss Blanchard氏は、今回の提携によって、よりデジタル機器の操作性が向上することを強調しており、一例として「車内ではドライバーが前方から目を離すことなく、車載エンターテインメント機器を、自分の思い通りに操作できるようになるだろう」とコメントした。ScanSoftのSpeechWorks部門で副社長を務めるAlan Schwartz氏は「モバイル環境でも安全かつ便利なインタフェースとして音声認識が必須の存在になってきており、両社の提携開発によって、想像をはるかに越えた快適な操作性が実現することになる」と語っている。

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