米Googleがデジタル画像管理ソフトの最新バージョン「Picasa 2」をリリースした。対応OSはWindows 98/ME/2000/XP。Picasaのサイトで無料提供されている。
Googleは2004年7月にPicasaを買収。29ドルで販売されていたPicasaを無料で提供し始めた。当時、「検索のGoogleが、なぜデジタル画像管理ソフトを手がけるのか?」という声もあったが、Picasa 2はそのような疑問に答えるようなソフトになっている。
最も大きな変化は写真の検索・管理機能である。Googleのメールサービス「Gmail」でも使われているラベルと星印による画像の分類が可能。星印はボタンを押すだけ、ラベルもラベル名が設定されていれば、ワンクリックで貼り付けられる。ラベルは1枚の写真にいくつでも付けられるので、ラベルを仕分け用に、星印を重要度の違いという様に使うと検索しやすくなる。また、編集画面でタイプすると、編集ツールを使っていない状態ならば、自動的にキャプションが入力されるようになっている。つまり、ソフトウエア全体で、写真を検索・管理するのに必要な情報をワンステップで画像ファイルに付加できるのだ。
メイン画面(ライブラリー画面)を開くと、右上に検索キーワードの入力ボックスが配置されている。ここにタイプするだけで、ラベル/キャプション/フォルダー名/ファイル名などの検索が始まる。その検索スピードは、ユーザーがGoogleに期待するスピードである。検索ボックスの横にあるボタンを押すと、検索バーがメイン画面の上部に表示される。星印のついた画像やビデオだけを指定したり、スライドバーを使って日付の範囲を絞り込める。
編集ツールも強化された。色調や明暗、赤目補正など、基本的な調節機能のほか、12種類のフィルターが用意されており、直感的な操作で見映えのよい写真に仕上げられる。
メイン画面の上部に配置されたボタンからバックアップ機能やギフトCDの作成機能にアクセスできる。また、Picasaから直接、Ofoto、Shutterfly、Snapfish、Walmart.comなどの印刷サービスを利用できるほか、Gmailアカウントを使った写真の共有が可能になった。
シンプルな操作で画像を分類でき、細やかな検索を高速で行える。動作も機敏だ。残念ながら、日本語に対応していないため、日本語のフォルダーなどは文字化けしてしまう。日本語バージョンの登場が待たれるところだ。
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