PostgreSQL 8.0がリリース - Windowsに正式対応

    海上忍  [2005/01/19]

    PostgreSQL Global Development Groupは19日(米国時間)、オブジェクトリレーショナルデータベースソフトの最新版「PostgreSQL 8.0」をリリースした。今回のバージョンからWindowsプラットフォームに正式対応したほか、テーブルスペースのサポートによる負荷分散の実現、セーブポイントの実装、データ損失リスクを軽減するポイント・イン・タイム・リカバリ(PITR)の導入など、エンタープライズ分野を意識した機能強化が図られている。

    Windows版PostgreSQL 8.0は、Windowsネイティブのアプリケーションとして動作する。従来のバージョンもCygwin(Win32APIを通じてWindowsに実現されるUNIX互換レイヤ)を導入すればWindowsで動作したが、LinuxなどのPC-UNIXと比較して信頼性やパフォーマンスで見劣りするうえに、最大接続数が50という制限があった。なお、サポートされるWindowsのバージョンはNT 4.0(SP4以降)と2000、XPとServer 2003のNT系に限られ、98やMeといった非NT系では動作しない。

    PostgreSQLは、米カリフォルニア大学バークレー校(UCB)で開発された「POSTGRES, Version 4.2」を起源とするオブジェクトリレーショナルデータベース。現在ではオープンソースモデルのもとボランティアによる開発が続けられ、BSDライセンスに従い自由に利用/再配布できる。従来のバージョンでは、サーバ(バックエンド)が正式対応するプラットフォームはUNIX系OSに限定されていたが、Windowsが正式に対応プラットフォームとして加わることにより、利用者層の拡大が見込まれている。

    Windows版に収録された管理用ツール「pgAdmin III」は、メニューを日本語で表示することが可能

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