X.org 6.8対応のATI純正Linux用ドライバが公開

    海上忍  [2005/01/19]

    ATI Technologiesは17日(現地時間)、同社製グラフィックチップに対応したLinux OS用ドライバの最新版「ATI Proprietary Linux Driver ver8.8.25」を公開した。正式にサポートされるディストリビューションはRedHat Enterprise LinuxとSuSE Linuxの2種類だが、Linuxカーネル2.4以降とglibc v2.2またはv2.3、POSIX共有メモリ(/dev/shm)、XFree86 4.1~4.3またはX.org 6.8がインストールされた環境であれば動作は可能。対応するグラフィックチップは以下のとおり。

    ワークステーション用製品群 FireGL V7100 / V5100 / V3200 / V3100 / X2-256 / T2-128 / Z1-128 / X3-256 / X3 / X1-128 / X1-256p / 8800 / 8700各シリーズ
    MOBILITY FireGL 無番 / 9100 / T2各シリーズ
    モバイル機用製品群 MOBILITY RADEON X700 / 9000 / 9200 / 9600 / 9800各シリーズ
    デスクトップ機用製品群 RADEON X300 / X600 / X700 / X800 / 8500 / 9000 / 9100 / 9200 / 9500 / 9550 / 9600 / 9700 / 9800各シリーズ
    グラフィック統合チップセット RADEON 9100 IGP / 9200 IGPシリーズ、MOBILITY RADEON 9000IGP / 9100 IGPシリーズ

    このドライバをインストールすると、3Dアクセラレーションが有効になるほか、画面のクローン出力やTV出力など、XFree86やX.orgに含まれるドライバでは未実装/不完全な機能が利用可能となる。

    ドライバのインストールには、前述した動作環境のほかに、カーネルモジュールを生成するための環境(カーネルのソースコード、gccなどの開発ツール)が必要。また、正式サポートされていないディストリビューションの場合、フォントパスの違いなどの原因によりfglrxconfigコマンドを実行するだけでは動作しないことがあるため、設定ファイル(/etc/X11/XF86Config-4)を手動で修正しなければならない可能性がある。

    今度のATI純正LinuxドライバはFedora Core 3でも動作可能(画面はRADEON 9600SEのもの)

    人気のアクションゲーム「TuxRacer」。X.org 6.8標準のドライバではカタカタしていたが、ATI純正ドライバのインストール後は滑らかに

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