ピンポン球とウェブカメラで作る6自由度インタフェース 3Dインタフェースも

      [2005/01/17]

    NTTサイバースペース研究所は、Webサイト「サイバートライアル」において、マウスを使用せず、3Dオペレーションをはじめとする6自由度の操作を行うことのできる技術「サイバーQ」を公開している。利用にあたってはE-mailアドレスや性別といった情報を同社に提供し、ユーザ登録を行う必要があるが、無料でダウンロードして使用することが出来る。

    「サイバートライアル」は、NTTサイバーコミュニケーション総合研究所のサイバーソリューション研究所およびサイバースペース研究所の研究成果を一般ユーザに対して公開し、意見を募集するためのWebサイト。現在、サイバーQのほかに、高齢者向け介護予防システム「Genkiシニアサイト」、コミュニティシステム「みてちゃ」の2つのプロジェクトも公開されている。

    サイバーQは、Webカメラと、ピンポン球やサインペンなどの身近な材料を用いて、6自由度のポインティングデバイスを実現することが出来るもの。Windowsなど一般的なアプリケーションの操作を行うものではなく、対応するアプリケーションを用意してその操作を行う。Webサイトではサンプルアプリケーションのほか、SDKも用意されており、ユーザが各自のアプリケーションにこの技術を組み込んで利用することも出来る。

    サイバーQの特徴は、特殊なデバイスを用いないため、安価に6自由度の操作インタフェースを作成できること。実際の操作は、ユーザがサインペンで特殊な文様を書き込んだピンポン球を、Webカメラに認識させて位置(直線方向3自由度)と姿勢(回転方向3自由度)を検出させることで行う。代表的な用途としては3Dインタフェースが考えられるが、回転方向に音量、直線方向に周波数を割り当てることで「テルミン」を模したかのような楽器のシミュレーションを行うことも可能となる。

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