VAIOニューラインナップ、スタンダード拡充でA4ノートPCが欲しい方に朗報?

 

ソニーマーケティングは、「VAIO」パーソナルコンピュータの2005年春モデルを発表した。ノートPCではホームユースを強く意識したtype F、ビジネスユースを意識したtype Yが追加され、type Kがラインナップから姿を消している。

同社は、昨年投入した「VAIO 第2章」のコンセプトを引き続き継承、VAIOブランドの強化とハイエンド路線を継続しながら、ユーザに対する新スタイルの案、スタンダード領域の魅力拡大をはかることを今シーズンの目標に掲げる。

これを達成するために同社が「ホームノートの新しい形」として投入するのが「VAIOパーソナルコンピュータ type F」。スリムデザインのボディに15.4型のワイド液晶を採用、メモリースティック(PRO/Duo含む)対応のメモリーカードリーダー、SDカードやマルチメディアカードなどに対応するマルチカードアダプタ、フロッピーディスクドライブを標準で付属し、これまでオールインワンタイプのA4ノートを使用していたユーザの、無理のない移行を促進する。また、「初心者ダイアル」に対応し、初めてPCに触れるユーザなども対象とする、きめ細かなサポートを受けることが出来ることも特徴となる。

「ホームノートの新しい形」として投入する「VAIOパーソナルコンピュータ type F」

薄く・軽く・美しく、ワイド&スリムのA4ノート"type F"

type Fは、これまでのオールインワンA4ノートPCにありがちな「重い・厚い・かっこ悪い」(同社)というイメージを払拭し、「薄く・軽く・美しく、ワイド&スリムのデザイン」(同)を実現することを目標としている。また、これまでのオールインワンA4ノートPCに出来たことをそのまま継承できることも重視されている。4モデルがラインナップされ、価格はオープンプライス(以下同様)。市場推定価格がモデルによって17万円前後から24万円前後。

薄く・軽く・美しく、ワイド&スリムのデザイン。側面にはポートが並ぶ

デザインコンセプトは"high standard design."。日常生活においてさりげなく手にされるものを意識してつくられている。本体色はシンプルな白と黒のモノトーン、素材のコントラストを活かしながら、奇をてらわないミニマムなラインを作っている。また、置いたときに黒が下側に配され、パームレストからキーボードにかけてグラデーションで落ち込ませるなどの工夫で、最薄部25.4mmのスペックを越えた薄さを訴える。ディスプレイのベゼルも狭くし、ワイドディスプレイを強調するものとなっている。

天面にはキラリと光るVAIOロゴが

本体重量は2.9kg。モバイルクラスではないものの、リビングからダイニング、キッチン、プライベートと場所を移動しての使用を想定している。移動・運搬をサポートするための「縦置きスマートケース VGP-CKFS1」(別売、市場推定価格5,000円前後)も用意される。VGP-CKFS1にはACアダプタやマウス、フロッピーディスクドライブなどを収納可能で、type Fを縦に入れて、ケースを立たせて置くことにより収納時のフットプリントを約1/3に縮小することが可能。収納時にはフタとなる持ち手も備え、部屋と部屋の間などの移動を助ける。形も縦に置いたときに上が狭まる台形デザインとし、倒れにくいものとしたという。

縦置きスマートケース VGP-CKFS1

スペックは市場推定価格215,000円前後の「VGN-FS50B」で、

  • インテル Centrino モバイル・テクノロジー インテル Pentium M プロセッサー 730 (拡張版Intel SpeedStep テクノロジー搭載)
  • 約80GB HDD
  • 512MB DDR SDRAM SO-DIMM(256MB×2、最大1GB)
  • DVD+R 2層記録対応に対応するDVDスーパーマルチドライブ
  • IEEE 802.11b/g対応無線LAN
  • 15.4型ワイドクリアブラック液晶(1,280×800ドット)
  • USBフロッピーディスクドライブ・マルチカードアダプタ付属
  • Microsoft Windows XP Home Edition搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003搭載
  • 本体外寸 : 364×25.4~36.4mm×264.5mm
  • 重量 : 2.85kg(バッテリー装着時)
  • バッテリー駆動時間 : 約3.5時間
  • 初心者ダイアル対応
など。

また、Pentium M 740やNVIDIA GeForce Go 6200を搭載、1,680×1,050ドットの15.4型ワイドクリアブラック液晶を搭載する「VGN-FS70B」も用意される。ただし、このモデルについてはインターネットストリーミングや3Dゲームを楽しみたい、パワーユーザ向けと位置づけられており、初心者ダイアルには対応するもののフロッピーディスクドライブは付属しない。

VGN-FS50Bなどにはフロッピーディスクドライブが同梱される

こちらは高性能モデルのVGN-FS70B

type Fの登場により、同社のノートPCはハイビジョン動画編集も視野に入れる高性能AVノートPCのtype A、低価格ながらTV機能を充実させたtype E、ファミリーユースを強く意識したスタンダードモデルのtype Fの3つがラインナップの中心となる。type Fがファミリー向けのスタンダードモデルながらTV機能を持たないのは「モデルごとのセグメント分けをきっちりやって、カスタマをミスリードしない」(同社)ことを狙ってのことだ。

type EでTV視聴もお気軽に!!

「VAIOパーソナルコンピュータ type E」は全モデルでTVの視聴を可能とし、これまでブラックだった、シルバーとオレンジの2モデルのキーボードカラーが、ホワイトとなった。また、全モデルでDVD+R 2層記録対応に対応するDVDスーパーマルチドライブを搭載、長時間のTV録画にも対応可能となっている。

type Eでは全モデルでTVの視聴が可能に

市場推定価格240,000円のVGN-E92B/Bの主なスペックは

  • 本体色ブラック
  • 15型クリアブラック液晶(1,024×768ドット)
  • インテル Pentium M プロセッサー 735 (拡張版Intel SpeedStep テクノロジー搭載)
  • 512MB DDR SDRAM(最大2GB)
  • 80GB HDD
  • TV機能搭載(Motion Reality LE対応)
  • DVD+R 2層記録対応に対応するDVDスーパーマルチドライブ
  • IEEE 802.11b/g・Super G対応無線LAN
  • Microsoft Windows XP Home Edition搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003搭載
  • 初心者ダイアル対応
など。

VGN-E92B/B

また、市場推定価格210,000円のVGN-E72B/S・VGN-E72B/Dの主なスペックは

  • 本体色シルバー(72B/S)・オレンジ(72B/D)
  • 15型クリアブラック液晶(1,024×768ドット)
  • インテル Celeron M プロセッサー 360
  • 512MB DDR SDRAM(最大2GB)
  • 80GB HDD
  • TV機能搭載
  • DVD+R 2層記録対応に対応するDVDスーパーマルチドライブ
  • IEEE 802.11b/g・Super G対応無線LAN
  • Microsoft Windows XP Home Edition搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003搭載
  • 初心者ダイアル対応
となる。店頭では上記3モデルをラインナップ、同社オンラインショップのソニースタイルではVGN-E72B/S・VGN-E72B/D同等のスペックで本体カラーがライムとなる「VGN-E72B/G」も用意される。

VGN-E72B/S

ソニースタイルではオリジナルカラーのライムが入手可能。VGN-E72B/D

ハイビジョン編集もこなすハイエンドAVノート"type A"

「VAIOパーソナルコンピュータ type A」は、D1~D4までの出力が可能な映像出力アダプタを付属、1080iのハイビジョン映像をTVへ出力することも可能なハイエンドAVノートPC。デジタルハイビジョンハンディカムから取り込み、Adobe Premiereで編集するといったハイビジョン動画編集も可能としている。

VGN-A72PB

チップセットにはインテル915PM Expressチップセットを採用、デュアルチャンネル転送に対応したDDR2 SDRAM、シリアルATA HDDを採用するなど前モデルからアーキテクチャを一新している。これに伴い、グラフィックサブシステムにはPCI-Expressに対応するATI TechnologiesのMOBILITY RADEON X600を採用、ビデオメモリも128MBを搭載している。

主なスペックは、市場推定価格が40万円前後のVGN-A72PBで

  • インテル Centrino モバイル・テクノロジー インテル Pentium M プロセッサー 760 (拡張版Intel SpeedStep テクノロジー搭載)
  • インテル915PM Expressチップセット
  • 512MB DDR SDRAM SO-DIMM(512MB×1、最大2GB)
  • 約100GB S-ATA HDD
  • DVD+R 2層記録対応に対応するDVDスーパーマルチドライブ
  • IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN
  • 17型ワイドクリアブラック液晶(1,920×1,200ドット)
  • ATI Technologies MOBILITY RADEON X600
  • TV機能付属、Motion Reality LE、三次元Y/C、デジタルノイズリダクション対応
  • Microsoft Windows XP Professional搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003、Adobe Premiere Standard、同Photoshop Elements搭載
など。

店頭ではこのほかにも画面解像度を1,440×900ドットとし、CPUにPentium M 740を搭載するVGN-A62B(市場推定価格320,000円)がラインナップされる。

新アーキテクチャ採用など高速化された"type S"

「VAIOパーソナルコンピュータ type S」は、新しいアーキテクチャのチップセットを採用、グラフィックサブシステムも刷新し、高速化がはかられている。また、新たにシルバーモデルを用意、天面とパームレストがシルバーとなる。

新たにシルバーモデルを用意。ソニースタイルでは新アーキテクチャを採用したシルバーモデルも入手可能となっている

こちらは従来と同様のカラーのVGN-S72PB/B

主なスペックは市場推定価格が25万円前後の「VGN-S72PB/B」で

  • 本体色ブラック
  • インテル Centrino モバイル・テクノロジー インテル Pentium M プロセッサー 740 (拡張版Intel SpeedStep テクノロジー搭載)
  • インテル915PM Expressチップセット
  • 512MB DDR SDRAM SO-DIMM(512MB×1、最大2GB)
  • 約80GB S-ATA HDD
  • DVDスーパーマルチドライブ
  • IEEE 802.11b/g対応無線LAN
  • 13.3型ワイドクリアブラック液晶(1,280×800ドット)
  • Microsoft Windows XP Professional搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003
  • バッテリー駆動時間 : 約3.5時間
など。

また、市場推定価格が20万円前後の「VGN-S 52PB/S」で

  • 本体色シルバー
  • インテル Centrino モバイル・テクノロジー インテル Pentium M プロセッサー 725 (拡張版Intel SpeedStep テクノロジー搭載)
  • インテル855PMチップセット
  • 256MB DDR SDRAM マイクロDIMM(256MB×1、最大1GB)
  • 約60GB HDD
  • Comboドライブ
  • IEEE 802.11b/g対応無線LAN
  • 13.3型ワイドクリアブラック液晶(1,280×800ドット)
  • Microsoft Windows XP Home Edition搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003
  • バッテリー駆動時間 : 約5時間
など。

店頭では上記2モデルが用意され、ソニースタイルではOSやプロセッサなどを選択可能なBTOモデルが用意され、新アーキテクチャを採用したシルバーモデルも入手可能となっている。

モバイルクラスながらスーパーマルチドライブを搭載"type T"

「VAIOパーソナルコンピュータ type T」はバッテリーパック装着時で約1.38kgのモバイルクラスながらスーパーマルチドライブを搭載する。また、前モデルより大容量となるバッテリーを採用することで、重さはそのままに駆動時間を向上させた。

VGN-T71B/L

VGN-T71B/T

また、バーガンディーブラウンとミッドナイトブルーといった個性的な色をラインナップしていたType Tだが、今シーズンはオプションのUSBマウスにもこの2色が用意され、本体からアクセサリーまでトータルコーディネートすることも可能となっている。

こちらはソニースタイルとL.E.D BITESのコラボレーションのビジネスバッグ「VGP-MBD2」。このコラボは今回で第2弾、カラーはブランとなった。市場推定価格は29,800円

主なスペックは店頭予想価格24万円前後のVGN-T71B/L・VGN-T71B/Tで

  • 本体色ミッドナイトブルー(71B/L)・バーガンディーブラウン(71B/T)
  • 10.6型クリアブラック液晶(1,280×768ドット)
  • インテル Centrino モバイル・テクノロジー インテル Pentium M プロセッサー 超低電圧版 753 (拡張版Intel SpeedStep テクノロジー搭載)
  • 512MB DDR SDRAM(オンボード、マイクロDIMMスロットによる増設で最大1GB)
  • 60GB HDD
  • DVDスーパーマルチドライブ
  • IEEE 802.11b/g対応無線LAN
  • Microsoft Windows XP Home Edition搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003搭載
  • バッテリー駆動時間 : 約8.5時間
など。

また、市場推定価格20万円前後のVGN-T51B/Lも用意され、こちらは

  • 本体色ミッドナイトブルー
  • 10.6型クリアブラック液晶(1,280×768ドット)
  • インテル Celeron M プロセッサー 超低電圧版 373
  • 256MB DDR SDRAM(オンボード、マイクロDIMMスロットによる増設で最大768MB)
  • 60GB HDD
  • DVDスーパーマルチドライブ
  • IEEE 802.11b/g・Super G対応無線LAN
  • Microsoft Windows XP Home Edition搭載
  • Microsoft Office Personal Edition 2003搭載
  • バッテリー駆動時間 : 約7時間
などとなる。

"Carbon Edition"。505 EXTREMEでも採用されたカーボンファイバー積層板を本体天面とパームレストに採用する

また、ソニースタイルではオリジナルカラー「カーボンブラック」を採用した"Carbon Edition"も用意される。このモデルでは505 EXTREMEでも採用されたカーボンファイバー積層板を本体天面とパームレストに採用、カーボンファイバーのヘアライン模様がうっすらと浮き上がるフィニッシュとなっている。また、オプションでパームレスト部に非接触ICカード「Felica」のリーダ/ライタを搭載することも可能だ。ただし、Felicaオプションを選択するとパームレスト面はカーボンファイバー積層板とはならない。また、"Carbon Edition"でFelicaオプションを非搭載とすると約1.35kgと軽量のモデルを構成することも可能だ。

ソニースタイルではオプションで、パームレスト部に非接触ICカード「Felica」のリーダ/ライタを搭載することも可能

Centrino + XP Proでビジネスニーズを満たす"type Y"

「VAIOパーソナルコンピュータ type Y」は、ビジネスニーズを満たす基本機能を搭載するモバイルノートPC。12.1インチ液晶ディスプレイ、1スピンドルドライブ、最薄部24.9mm/約1.69kgとベーシックなモバイルノートとなっている。

店頭では市場推定価格17万円前後「VGN-Y70P」が用意され、主なスペックは

  • インテル Centrino モバイル・テクノロジー インテル Pentium M プロセッサー 725 (拡張版Intel SpeedStep テクノロジー搭載)
  • 約60GB HDD
  • 256MB DDR SDRAM SO-DIMM(最大2GB)
  • IEEE 802.11b/g対応無線LAN
  • 12.1型ワイドクリアブラック液晶(1,024×768ドット)
  • Microsoft Windows XP Professional搭載
  • 本体外寸 : 285.7×24.9~35.8mm×247.8mm
  • 重量 : 1.69kg(バッテリー装着時)
  • バッテリー駆動時間 : 約5時間

type Yは、ビジネスシーンで強く求められる、軽さと持ち運びやすさ・リーズナブルな価格・バッテリー駆動時間・CPUの処理能力を重視して開発されており、同社ノートPCのラインナップではtype tがエンターテインメントの要素を含むモバイルPC、type yがビジネスユースを中心に考えたモバイルPCと位置づけられる。

VGN-Y70P

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