ゼファーの風力発電機、小田急多摩線・新駅「はるひ野」にお目見え

    大塚実  [2004/12/22]

    小型風力発電機メーカーのゼファーは、今月11日に開業した小田急多摩線「はるひ野」駅にて、自社製の風力発電機10基が採用されたことを発表した。同駅は、黒川駅~小田急永山駅間に新設されたもので、小田急電鉄としては全線で70番目の駅。ゼファーによれば、本格的な風力発電システムの駅舎への導入は国内で初めてという。

    駅舎の屋根に設置されたゼファー製の風力発電機

    「はるひ野」駅は、小田急電鉄では1990年3月の多摩線「唐木田」駅以来の新駅となるもので、新宿からの営業キロ程は26.4km。バリアフリー設備を充実させたほか、風力発電システムを設置するなど、環境問題にも配慮した駅づくりを進めてきた。

    同駅に設置されたのは、風力発電機(パワーアシスト・制御回路内蔵)10基と、太陽電池モジュール8基から構成されるハイブリッド型発電システム。定格出力はそれぞれ1基あたり400Wと136Wとなっており、合計ではおよそ5kWとなる。発電された電力は照明の一部に利用されるほか、構内に設置された表示システム上で、発電量や気象情報をリアルタイムに確認できるようにもなっている。

    これまで同社製の風力発電システムは、リコーの大型ネオン広告塔、サントリー・榛名工場、宇宙航空研究開発機構・筑波宇宙センターなどのほか、学校・自治体などでも多数の採用実績がある。

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