2006年ワールドカップはスマートカードで入場!? 1. FCケルンが電子チケット

    湯木進悟  [2004/12/17]

    オランダのRoyal Philips Electronicsは、ドイツのブンデスリーガに所属するサッカークラブチーム「1. FC Koln(ケルン)」において、同社技術を採用したスマートカードによる電子チケットサービスを提供している。

    新サービスは、改装が終了したばかりのドイツ・ケルンにある1. FC Kolnのホームスタジアム「RheinEnergie Stadion(ラインエネギーシュタディオン)」にて今年10月よりスタートしたとされ、Royal Philips Electronicsの「MIFARE DESFire」非接触型チップ技術を用いたスマートカードによって、観客のワイヤレス認証を行い、入場許可が出せるようになっているという。スマートカードで観客のスムーズな入場が可能になるほか、セキュリティの向上にも役立っていると、同社は説明している。

    RheinEnergie Stadion

    1. FC Kolnのホームゲーム

    すでに、MIFARE DESFireを採用した電子チケットサービスは、オランダのサッカークラブチーム「PSV Eindhoven(アイントホーフェン)」などでも導入が進んでいるようで、NASAの入出管理システムにも活用された信頼性の高いソリューションとのアピールもなされている。1. FC Kolnのマーケティングマネージャーを務めるLars Nierfeld氏は、将来的にはスマートカードのキャパシティを最大限に活用した、より魅力的なサービスを充実させていきたい考えも明らかにしているとされ、電子マネー機能の追加や、携帯電話端末などによる電子チケットサービスの利用拡大などが視野に入れられているという。

    なお、RheinEnergie Stadionは、2006年にドイツで開催されるFIFAワールドカップの予定会場ともなっているようで、電子チケットによる各種サービスの向上に期待がかかっている。

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