米IDCは、2004年第3四半期の西ヨーロッパ地域の携帯電話市場調査レポートを公表した。対前年比で24%増と好調で、出荷台数も同700万台増近い3,400万台を記録した。今後さらに市場は拡大すると見込まれている。
シェアトップはNokiaで34.3%、出荷台数は前年同期比8.3%減の1,180万台で、シェアを12%落としたが首位は維持した。2位につけたのはSiemensで、シェアは15.2%、同5.5%増の520万台出荷と微増だった。3位のSamsungは絶好調。出荷台数は同106.4%増の450万台、シェアは前年の8%から急増して13.2%になった。Samsungに抜かれてシェア4位に転落したのがSony Ericsson。同95.2%増440万台を出荷、シェアは12.9%。5位がMotorolaで、同88.4%増の350万台を出荷、シェアは10.1%だった。
IDCは、同地域での携帯電話市場は今後も拡大を続けると予測。端末の高機能化も進んでおり、「12カ月前まではハイエンド端末に搭載されていたカラー液晶とデジタルカメラ機能がミドル・ローレンジの端末にも搭載されるようになった」(同社)。同社の調べでは、カラー液晶を搭載した端末は、前年同期が全端末のうち49%だったのに比べ、第3四半期は80%を突破。デジタルカメラ機能も前年同期比7倍近い、全体の72%の端末に搭載されていたそうだ。
そのほか、2005年には130万画素のカメラ機能がハイエンド端末で標準となり、Bluetooth搭載端末も200%近い伸びになる、と予測している。
携帯電話が高機能化しているが、PDAのような機能を搭載したスマートフォンも成長している。しかし一般的な携帯電話と並ぶレベルに達するのはまだまだ先のこと、とされており、端末全体に占めるスマートフォンの割合も5%以下だという。ただし、ARPU(1ユーザーあたりの月間平均収入)はスマートフォンの方が顕著に高く、今後の成長が期待されている。
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