iPod、NBAではドレスコード違反

National Basketball Association(NBA)は、トロント・ラプターズのビンス・カーター選手に対して、同選手が試合直前のウオームアップ中に聞いているiPodがNBAのドレスコード(服装に関する規定)違反に該当すると通告した。

NBAのドレスコードは統一性とイメージを重視している。理由の一つは、NBAのオフィシャルサプライヤーが決まっているためで、試合中や試合前に着用できるのはチームで指定されたウエアのみとなっている。

NBA以外の例になるが、今年のツール・ド・フランスでは、ランス・アームストロング選手が、同選手のシグネチャーモデルを扱うOakleyのサングラス型のデジタル音楽プレイヤーを披露して話題となった。ところが、レース前の練習中にiPodを聞いている姿がテレビ中継に映り、一部で矛盾が指摘された。

もう一つの理由は、プロスポーツ選手が子供たちに与える影響である。2001年にロサンゼルス・レイカーズのシャキール・オニール選手やコービー・ブライアント選手などが、パンツが長すぎるという理由でNBAから罰金を科せられたことがある。オニール選手については、普段から長いパンツを着用しているという印象が無く、チェック期間中にはいていたパンツがたまたま長かった可能性がある。その処分に疑問符を付ける声もあったが、子供たちへの良いお手本となるように、オニール選手も例外にはならなかった。

カーター選手は、ドラムやサクソフォーンをプレイする音楽好きの選手として知られる。普段から好んで練習中に音楽を聞いているそうだ。特にゲーム前の20分間のウオームアップ中は、音楽を聞き始めることで試合モードに入っていくと説明している。

一方、NBAはiPodをドレスコード違反とした理由に"統一性"を挙げている。音楽を聞きながら練習することを問題視している様子はない。そのため、カーター選手がiPod以外の音楽プレイヤーを使用してもドレスコード違反となる。



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