米Adobeが「Acrobat 7.0」を発表、PDFをドキュメント管理の中心に

 

米Adobe Systemsは15日(米国時間)、「Adobe Acrobat 7.0」ファミリーを発表した。PDFをワークフローの中心とするドキュメント管理、インテリジェント・フォーム作成、セキュアなコラボレーションなど、ワークグループでの活用が強化ポイントとなっている。LiveCycle Policy Serverとの連係も強化されており、同社の「Intelligent Document Platform」の中で重要な役割を担う。

Acrobat 7.0ファミリーは、PDFの作成・管理のフル機能を備えた「Acrobat 7.0 Professional」、基本機能をまとめたツールセット「Acrobat 7.0 Standard」、ボリュームライセンスプログラムを通じて提供されるPDF作成ツール「Acrobat Elements」、無料のPDF閲覧用ソフト「Adobe Reader 7.0」が用意されている。

Acrobat 7.0 Professionalには、インテリジェントフォーム作成ツール「LiveCycle Designer」が含まれており、企業のバックエンドシステムとの連係が可能なXMLベースのPDFフォームを作成できる。また、ユーザーがAdobe Reader 7.0を使ってコメントを付けられる電子レビューに対応したPDFの作成が可能。スキャンした書類、スプレッドシート、3Dオブジェクトなど、様々なタイプの情報をPDFにまとめて、一つのドキュメント上でユーザーからのフィードバックを集められる。Adobeの顧客である技術専門家やクリエイターの要求に応えられる機能を提供する。

Acrobat 7.0 Standardは、スケジュール管理や情報整理を重視するビジネスユーザー向けの機能を装備。Adobe Elementsは、企業ユーザーをターゲットに、ユーザーが所有する全てのコンピュータでセキュアなドキュメント配信を実現する。また、無料のPDF閲覧用ソフトAdobe Reader 7.0は、コメント・ツールの追加のほか、Yahoo! SearchやPDFに組み込まれた3Dオブジェクトの操作に対応する。Acrobat 7.0ファミリーは「ユーザーごとに異なるワークフローに対応できる」と、Adobeはアピールしている。

Acrobat 7.0 Professional(449ドル)とAcrobat 7.0 Standard(299ドル)の英語バージョンは年内にリリースされる予定。さらに2005年初めに日本語/フランス語/ドイツ語バージョンなどが登場する。対応OSはWindows XP Professional/Home/Tablet PC Edition、Windows 2000、Mac OS X。

Windows 98 SE、Windows NT 4.0、Windows 2000、Windows XP Professional/Home/Tablet PC EditionをサポートするAcrobat Elementsは、日本語を含む15カ国語のバージョンがリリースされており、価格は100シートライセンスで1シート39ドルとなっている。

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