WiMAXでシアトルを無線ブロードバンド都市に、Speakeasyが試験サービス

Yoichi Yamashita  [2004/11/11]

米国でブロードバンドサービスを提供するSpeakeasyは、シアトルのダウンタウン中心部でWiMAXサービスの試験提供を開始すると発表した。

これは主にビジネス顧客を対象としている。まずは通信速度3Mbpsの回線を予定しており、費用は通信速度1.5MbpsのT1回線の半分以下に抑えられるという。音声通信の安定性を確保するVoice Quality(VQ)テクノロジを採用し、ユーザーはデータとVoIPサービスを同時に利用できる。サービスには、ユーザーに対して品質を保証するSLA(Service Level Agreement)が含まれる。

試験サービスを通じてSpeakeasyは、サービスに対する需要やユーザーが受け取るサービスの品質を確かめ、実際の事業における無線ブロードバンドの活用例を開拓するとしている。

IEEE802.16規格に基づいたWiMAXは、1台のアンテナで半径約50キロをカバーし、最大で74.81Mbpsの伝送速度を実現する。無線で通信事業者とユーザーを直接結ぶことで、DSLやケーブルなどが利用できないユーザーにもブロードバンド・サービスを提供できる。いわゆる"ラストワンマイル"の問題を解消し、ブロードバンド普及に拍車をかける技術になると期待されている。この特徴は、広大で、都市部においてもインフラ整備の必要な地域が残る米国や中国などに適している。Visant Strategiesの予測では、2008年までにWiMAXユーザー数は1800万人に達するという。

ただし、楽観的な見通しばかりではない。日本や韓国のように、手軽にブロードバンド・サービスを引ける環境が整っている地域では、WiMAXの必要性に懐疑的な声がある。ユーザー密度の高い地域では、安定したサービスを提供するために、より多くの基地局が必要になり、コストの負担が増える。米国においても、イーサネットやWi-Fiを完備している企業にWiMAXを導入させるためには、WiMAXならではのメリットをアピールする必要がある。

Speakeasyが試験サービスを行うシアトルのダウンタウンは、ブロードバンドサービスを利用するための環境が整い、ユーザー密度も高い。これまでの見方では、WiMAX向きではない地域である。Speakeasyは、WiMAX普及を促すためには、むしろ「ラストワンマイルのための技術」というイメージを変える必要があると考えている。例えば、無線ブロードバンドのWiMAXを使えば、通過するトラックに積まれた製品のRFIDをスキャンするシステムを場所を問わずに設置できる。そのようなビジネスにおけるWiMAXの価値を問う試験サービスとなる。同技術の可能性という点では、日本の企業にも参考になりそうだ。



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