1セグ放送と携帯の融合 音声放送6社とKDDIが共同で開発、提案へ

  [2004/11/11]

11日、音声放送6社とKDDIは、地上デジタル音声放送において、データ放送と携帯電話を組み合わせた、1セグメント放送および通信の連携サービスについて共同で開発、提案することに合意した。

音声放送6社とKDDIが協調

今回の合意は、今後、1セグメントデジタルラジオが携帯端末に搭載された際に展開される番組サービスイメージを技術的に検証し、実現性をシミュレートすることを目的としている。

技術検証の第1段階は、デジタルラジオのデータ放送から携帯端末の通信機能を利用したファイルのダウンロードとQRコードの利用についての機能確認で、KDDI執行役員技術開発本部長の村上仁己氏は「着うたのようなヒットが期待される。コンテンツを持つ放送局とコンテンツが欲しい通信キャリアである我々の利害が一致した」と語った。

試験放送をモニターでデモ

会場では、PDA型の試作機を使用して、これらを実際にデモが行われたが、残念ながら製品の開発状況や発売予定などは現状では未定とのことであった。

PDA型の試作機でのデモ

QRコードは、最大7089桁の情報量を持っており、クーポンやプレゼント応募、料理のレシピ、番組で紹介したショップのURL配信などの利用を検討している。端末同士でQRコードをやり取りできる他、携帯端末へのデコーダーの装備が予定されている。

今回、共同開発に参加した6社は、横浜エフエム放送、TBSラジオ&コミュニケーションズ、エフエムナックファイブ、文化放送、ベイエフエム、日経ラジオ社、KDDI。

地上デジタルラジオは、放送、通信事業、商社、機器メーカなどによって、社団法人デジタルラジオ推進協議会を設立し、現在、企画検討および東京と大阪で実用化試験放送を行っている。東京では、現状のテレビ7チャンネル4メガヘルツ帯域(188MHz-192MHz)を8セグメントに分割して3セグメント放送1チャンネル、1セグメント放送5チャンネルの放送を行っている。

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