メッセンジャーに広がるデマウイルスへ注意を喚起

ウイルス対策ソフトベンダの英Sophosは、Yahoo! Messengerなどを介して広がっているデマウイルス情報「Hard drive killer」に対する注意を喚起した。Yahoo!のサービス管理者を装って発信されているため、被害の拡大につながっているようだ。

Hard drive killerは、まるで「Director of Yahoo Services」から送られてきた重要情報であるかのように見せかけて、Yahoo! Messengerユーザのもとへと届けられるインスタントメッセージの形を取っているとされる。その内容は、特定のユーザを友だちリストに追加したり、メッセージ中にリストアップされたユーザからのインスタントメッセージを受信したりするならば、危険なウイルスに感染するといった警告が含まれているという。そして、この情報を、自分が友だちリストに登録する全ユーザへ一斉に転送するよう促すものになっているという。

ソフォスの上級技術コンサルタントを務めるGraham Cluley氏は、Hard drive killerが警告しているウイルスは全くのデマであり、存在しないウイルスへの対処を呼びかけるものであることを明らかにした。しかしながら、デマ情報を信じたユーザがYahoo! Messengerで転送するインスタントメッセージが増加しているほか、Hard drive killerの内容が、電子メールやホームページの掲示板にも出回っているという。

同氏は、デマウイルスについても各ウイルス対策ソフトベンダが最新情報を発表していることに言及しつつ「何らかの情報を一斉転送する時には、自分が不正確なデマを広めてしまうことのないように、まずその真偽を確かめることを強くお勧めする」とコメントした。



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