ATI初のAMD64対応チップセットを発表 - PCI ExpressにX300ベースの内蔵VGA

 

ATI Technologiesは、同社初となるAMD64対応チップセット「RADEON XPRESS 200シリーズ」を発表した。Athlon 64/Athlon 64 FX/Sempronをサポートし、PCI Expressに対応するほか、DirectX 9.0にハードウェア対応し、先に発表されたHyperMemory技術も搭載している。既に出荷は開始されており、搭載製品の発売は2004年末~2005年初頭から始まるものと見られる。

XPRESS 200PとXPRESS 200の2製品

同社の想定するセグメントと構成

RADEON XPRESS 200シリーズは、グラフィック機能を搭載しないゲーマー向けの「XPRESS 200P」、グラフィックス機能を内蔵しマルチメディア/ホームユーザー向けの「XPRESS 200」の2製品からなる。CPUソケットはSocket 939および754の双方に対応する。セグメントの違いでXPRESS 200PではSocket 939とX800 XTのようなハイエンド構成が、XPRESS 200ではTVエンコード/デコードチップのTheater 550を組み合わせた低コストメディアセンターPCなどが想定される。

XPRESS 200P(左)とXPRESS 200(右)のデモンストレーション

XPRESS 200とTheater 550を組み合わせたメディアセンターPCも

RADEON XPRESS 200のグラフィックス機能は、DirectX 9.0およびShader Model 2.0にハードウェア対応したもので、変更が加えられているがRADEON X300をベースにしたものとされる。また、オプションで32bit接続(または64bit接続も可能であるようだ)のGDDRメモリをフレームバッファとして最大128MBまで搭載可能。このオプションを使用の際にはグラフィックメモリとシステムメモリ(UMA)との間でテクスチャデータなどをインテリジェンスに動的割り当てするHyperMemory技術が利用できる。また、RADEON 9100 IGPで利用可能だった内蔵グラフィック機能とグラフィックスカードによるマルチモニタ環境も構築可能だ。RADEON XPRESS 200Pは、ハイエンド向けということもありOverclock機能が付加されている。両チップセットはBIOSおよびピン配列で互換性があり、バリエーション展開が容易であるともされる。

DirectX 9の再現性もグラフィックベンダーならではの高性能

XPRESS 200はDirectX 9対応の強力なグラフィック機能を内蔵

UMA+専用フレームバッファでパフォーマンスを向上させることも可能

内蔵VGAとPCI Express x16で3面マルチモニタが可能に

RADEON XPRESS 200シリーズの構成は、ノースブリッジにPCI Express x16および4レーンのPCI Express x1を接続、サウスブリッジとはPCI Expressで接続されている。標準ではIXP 400サウスブリッジが組み合わされ、その場合RAID 0/1対応のシリアルATAが4ポート、USB2.0が8ポート、AC'97オーディオ機能やPCIバスが付加できる。そのほか、セキュリティ仕様のTPM 1.1/1.2を満たすPCI Express接続のGbEチップを搭載可能。AMD64のセキュリティ機能とあわせ、よりセキュアなコンピュータが構築可能であるとしている。

XPRESS 200シリーズのブロック図

XPRESS 200。内蔵VGAを冷やすためかノースにはファンも

XPRESS 200P。サウスのIXP 400が確認できる

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