AMD、185ドル"Personal Internet Communicator" - 世界の50%にネット接続を

AMDは、2015年までに世界人口の50%にインターネット接続とPCパワーを提供する「50x15」戦略を推進する。

インターネットの普及が進んでいない高成長が見込まれる市場に、同社がPersonal Internet Communicator(PIC)と呼ぶ安価にインターネット接続を提供するWindowsベースのPCを供給する計画で、中国、ロシア、メキシコ、インド、およびカリブ諸国などの市場を想定している。

まずはインドのTATAグループ、メキシコのCRC、カリブ海諸国のケーブル・アンド・ワイヤレスに製品供給を予定しており、初回出荷のPICは同社のGeode GX500、Samsung製128MB SODIMM、3.5インチの10GB HDDを搭載し、省コスト化のため小型基板を採用している。Geode GX500は1.0Wの低消費電力になっている。そのほか、56Kモデム、AC97のAudio、USB(1.1)を全面×2、背面×2備える。高成長市場を対象にするため、不安定な電圧や、ほこり、汚れにも耐える高品質で堅牢な部品を採用し、ファンレスで動作する密閉構造を採用した。インターネットブラウズ、Eメールの機能を提供し、ワープロソフトなどを利用可能にする。

Personal Internet Communicator

185ドルの製品にはキーボード、マウス、プリインストールのソフトが付属し、249ドルの製品にはモニタが付属する。

同社によれば、世界中の約10%の人がインターネットにアクセスしているが、2015年には人口は72億に達すると予想され、億単位のデジタル世代が生まれるとしている。一方、インドでは約0.4%の人しかネットに接続しておらず、ブロードバンドの普及は0.02%にとどまるとのことで、それは高いコストや古い通信設備が足かせになっており、インドでは50Kbps程度の回線速度で100時間のダイヤルアップ接続に750ルピーが必要になるという。

同社会長兼CEO ヘクター・ルイズ氏は、PICがインドなどの国々にインターネット接続の恩恵を提供し、教育や技術力が高まることで企業の成長機会を創出する支援になると述べている。

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