新検索サービス「Clusty.com」、大量の検索結果もカテゴリー分けで整理

 

ペンシルバニア州ピッツバーグを本拠とする米Vivisimoが独自のクラスタリング技術をベースとした新検索サービス「Clusty.com」を発表した。検索結果をカテゴリー分けすることで、効率的な検索の実現をアピールしている。

同社CEOのRaul Valdes-Perez氏は、「今日の検索技術の成功は、情報の海にユーザーを置き去りにしている」と指摘する。

Clustyでは、検索結果がカテゴリー・リストと検索結果リストの二つのコラムで表示される。例えば、「Disney」と入力して検索すると、右側のコラムにはYahoo!などで検索したときと同じような検索結果が並び、左側のコラムには「Walt Disney(ウオルト・ディズニー)」「Vacation(バケーション)」「Disneyland Resort(ディズニーランド・リゾート)」などのカテゴリーが表示される。カテゴリーのいずれかをクリックすると、右側のコラムにカテゴリーの内容で絞られた検索結果が現れる。

「Disney」のように、結果が数十ページにも及ぶ場合、その中からリゾートに関する情報を見つけ出すだけでも苦労する。自動的にカテゴリー分けしてくれると、ユーザーは大量の情報の中から目的に関連した検索結果だけを効率的に探し出せるようになる。

言語サポートに関する説明はないが、試しに「ディズニー」と日本語で入力してみたところ、「Disney」「東京ディズニーシー」「キャラクターグッズ」などのカテゴリーが表示された。

Clustyのもう一つの特徴は、様々なタイプの検索サービスの統合である。画面上部には「ウエブ+」「ニュース」「画像」「ショッピング」「百科事典」「ゴシップ」などのタブが用意されている。例えば、「Disney」を検索した状態で、「画像(Images)」タブをクリックすると、ディズニー関連の画像がリストされる。このように、ワンクリックだけで手軽に異なったタイプの検索結果が得られる。タブの種類は、設定画面でカスタマイズ可能。オークションサイトの「eBay」や「ブログ」などのタブが用意されているほか、ユーザーが独自に検索エンジンとサービスを組み合わせたタブを作成できる。

Valdes-Perez氏は、これまでの検索サービスを情報の倉庫だとすると、Clustyは、テーマや著者別に書籍が整理され、職員が情報探しを手助けしてくれる図書館のような存在だとしている。

ここ最近、米国では検索結果を示す方法に焦点を当てたサービスが次々に登場している。9月に正式サービスを開始したAmazon.com傘下のA9も、異なったタイプの検索結果を一画面内に表示できるようにしている。また、11月のサービス開始を予定しているAnooXは、利用者からの投票を表示順位決定の参考にするというユニークなシステムを採用している。



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