最初期のPCブームを巻き起こしたPC-8001の登場から四半世紀

 

9月28日、日本のパーソナルコンピュータ黎明期を飾った名機、NEC「PC-8001」の出荷開始(1979年)から25年が経過した。この日を記念して、9月28日は「パソコンの日」と言われている。

PC-8001は、1976年に発表され一部マニアに大好評を博した同社の自作キット「TK-80」をルーツに持つ8bit機。CPUにはZilog Z-80A(Intel 8080を機能強化した互換CPU)とコンパチブルの「μPD780C-1」(4MHz)、16KBのRAM(最大32KB)と当時にしては強力なスペックを誇った同機は16万8千円という価格も手伝い大ヒットを記録、初のPCブームの火付け役となった。オンボードでMicrosoft社製のBASIC(N-BASIC)を搭載したことも、BASICの学習熱が高い当時の時勢にかなったとされる。

同機の成功により、やがてNECは8万円台の入門機PC-6000シリーズ(愛称はパピコン)と、PC-8001と完全互換モードを持つ上級機PC-8800シリーズを製品化、後に国民機と呼ばれるようになるPC-9800シリーズの基礎を築いた。

当時の日本国内では、ディスプレイやキーボードを一体化し、BASIC(当時はBASICがOSとしての役割を果たしていた)をROMに搭載しないことをポリシーとして持つ「SHARP MZシリーズ」と、NEC PC-8001シリーズが人気を二分。富士通 Micro 8(通称FM-8)や東芝 PASOPIA、日立 BASICMASTERシリーズなど、電気メーカー各社も独自仕様のPCを次々と発売、OSが重要な意味を持つ現在とは大きく異なる様相を呈していた。

なお、NEC広報によれば、9月28日を「パソコンの日」と定めたことに同社は関与していないとのこと。もっとも、PC-8001を日本のパーソナルコンピュータにおける嚆矢とする世間の評価については、「大変名誉なこと」とコメントしている。

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