光学10倍・手ブレ補正と広角24mm~ - ニコンから8メガコンパクトデジカメ

      [2004/09/17]

    ニコンは、光学10倍ズームレンズに光学手ブレ補正機能を搭載した「COOLPIX 8800」、広角24mmからのズームレンズを搭載した「COOLPIX 8400」という2つのデジタルカメラを発表した。いずれも有効画素数800万画素CCDを搭載、コンパクトデジタルカメラのフラッグシップという位置づけになり、用途に応じてモデルを選択できる。COOLPIX 8800が11月、COOLPIX 8400が10月1日の発売で、価格はいずれもオープンプライス。実売想定価格はCOOLPIX 8800が13万円前後、COOLPIX 8400が11万円前後。

    COOLPIX初の手ブレ補正搭載「COOLPIX 8800」

    COOLPIX 8800は、光学10倍のズームEDニッコールレンズを採用。焦点距離は35~350mm(35mm判換算時)で、COOLPIXシリーズとしては初めて光学式の「VR(手ブレ補正)機構」を搭載した。VR機構はレンズを動かして手ブレを抑える方式で、シャッタースピードで3段分の補正効果が得られ、同時発表の「位相フレネル(PF)レンズ」採用テレコンバータ「TC-E3PF」装着時(35mm判換算時600mm)でも手ブレ補正効果が得られる。

    COOLPIX 8800

    手ブレ補正では独自のアルゴリズムを用い、流し撮りやフレーミング変更などの撮影者が意図した動きではないブレをきちんと識別、手ブレに対してだけ高い補正効果を発揮する、という。走行中の乗り物から撮影する場合などの揺れの激しい場所での撮影にも効果を発揮するアクティブモードも用意した。

    レンズは新開発の10群16枚構成で、EDレンズを2枚使用。色収差を良好に補正し、鮮明な画像が得られる、という。レンズのF値はF2.8~F5.2、撮影可能範囲は約0.5(W)/1(T)m~∞、マクロ時は約3cm~∞(W)。撮像素子は有効画素数800万画素2/3型原色CCDを採用する。

    COOLPIXシリーズとしては初めて、劣化の少ない約1/2のJPEG圧縮を行う画質モード「EXTRA」を追加したほか、光量不足や逆向で暗く写ってしまったアンダー部分だけを自動補正して適正露出に近づける「D-ライティング」機能を搭載した。

    また画像処理の最適化による高速処理で約2.3コマ/秒・5コマまでの連写、測距点を9点から選択できるマルチエリアオートフォーカス、USB2.0対応、i-TTL調光対応、リアルタイムヒストグラム、赤目現象をカメラ内の画像処理で軽減する「アドバンスト赤目軽減機能」、といった機能を搭載する。

    撮影機能としては、ISO感度がオート/ISO50/100/200/400、シャッタースピードが8秒~1/3000秒(Mモード時・10分までの長時間露光可)、ホワイトバランスがオート/プリセット/6種類のマニュアル設定、連写Hが約2.3コマ/秒・5コマまで、連写Lが約1.2コマ/秒・11コマまで、などの機能を備える。

    本体サイズは約116(W)×85(H)×121(D)mm、約600gで、デザインは同日発表のD2Xと同様、イタリアのデザイナー・ジウジアーロ氏のデザインモチーフを採用している。バッテリはリチウムイオン充電池EN-EL7×1で、撮影可能枚数は約240コマ(CIPA準拠)。

    24mm~の広角ズーム搭載「COOLPIX 8400」

    COOLPIX 8400は、コンパクトデジタルカメラとしては世界初(9月15日現在)という焦点距離24mm(35mm判換算時)からの広角ズームレンズを搭載した8メガ機。パッシブAFとコントラストAFを併用する「ハイブリッドAF」による高速AFも特徴だ。

    COOLPIX 8400

    レンズは7群10枚構成で、非球面レンズ3枚、EDレンズ2枚を採用した3.5倍ズームニッコールレンズ。ディストーションと色収差を良好に補正、鮮明で美しい画像が得られるという。レンズの焦点距離は24~85mm(35mm判換算時)、F値はF2.6~F4.9で、撮影可能範囲は50cm~∞、マクロ時は3(W)/20(T)cm~∞。さらにワイドコンバータWC-E75を装着することで焦点距離18mm(35mm判換算時)・画角100度の超広角撮影が可能だ。

    撮像素子は有効画素数800万画素2/3型原色CCDを採用。そのほか、高画質モード「EXTRA」や「D-ライティング」、i-TTL調光対応、リアルタイムヒストグラム、「アドバンスト赤目軽減機能」、約2.3コマ/秒・5コマまでの連写、ジウジアーロ氏のデザインモチーフ採用、といった点はCOOLPIX 8800と同様。

    撮影機能としては、ISO感度がオート/ISO50/100/200/400、シャッタースピードが8秒~1/3000秒(Mモード時・10分までの長時間露光可)、ホワイトバランスがオート/プリセット/6種類のマニュアル設定、連写Hが約2.3コマ/秒・5コマまで、連写Lが約1.2コマ/秒・11コマまで、などの機能を備える。

    本体サイズは約113(W)×82(H)×75(D)mm、約400g。バッテリはリチウムイオン充電池EN-EL7×1で、撮影可能枚数は約260コマ(CIPA準拠)。

    モデルCOOLPIX 8800COOLPIX 8400
    撮像素子2/3型原色CCD
    有効画素数800万画素
    レンズ光学10倍ズームニッコールレンズ(10群16枚・EDレンズ2枚)光学3.5倍ズームニッコールレンズ(7群10枚・非球面レンズ3枚・EDレンズ2枚)
    焦点距離(35mm判換算時)35~350mm24~85mm
    デジタルズーム4倍
    マクロ3cm~∞3(W)/20(T)cm~∞
    シャッター速度8秒~1/3000秒(Mモード時・10分までの長時間露光可)
    ホワイトバランスオート/プリセット/6種類のマニュアル設定
    感度オート/ISO50/100/200/400
    液晶モニタ1.8型高透過アドバンスト液晶/13.4万画素
    電源リチウムイオン充電池
    撮影可能枚数(CIPA規格)約240枚約260枚
    記録メディアCFカード Type I/II(マイクロドライブ対応)
    サイズ(W×H×D)約116(W)×85(H)×121(D)mm約113(W)×82(H)×75(D)mm
    質量約600g400g
    発売日11月10月1日

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