ウイルス対策だけではセキュリティは守れない - Norton 2005シリーズ発表

  [2004/09/16]

シマンテックは、「Norton AntiVirus 2005」をはじめとするセキュリティ製品の新製品「Norton 2005シリーズ」を発表した。ワームの自動防御機能やフィッシング詐欺防止機能などの機能強化が図られている。10月15日から順次販売を開始し、価格は「AntiVirus 2005」「Norton Personal Firewall 2005」「Norton AntiSpam 2005」が7,140円、「Norton Internet Security 2005」が10,290円。AntiSpam 2005のみ、発売が12月となっている。

同時に、データ保護・トラブル解決製品として「Norton SystemWorks 2005」「同 Premier」、バックアップツール「Norton Ghost 9.0」も10月15日に発売(SystemWorks 2005 Premierのみ12月発売)、価格はそれぞれ14,490円、18,690円、10,290円。

Norton Internet Security 2005

Norton AntiVirus 2005

Norton Personal Firewall 2005

Norton AntiSpam 2005

Norton SystemWorks 2005

Norton SystemWorks 2005 Premier

Norton GoBack 4.0

Norton Ghost 9.0

AntiVirus 2005

ウイルス対策製品のAntiVirus 2005は、独自の「インターネットワーム防止」機能を新たに導入。Blaster、Sasserといったワームによるインバウンドのトラフィックをブロック、ネットワークへの侵入を防止することができる。さらにウイルス感染時の復旧を自動で行う「自動修復機能」も搭載しており、スキャンと同時に修復も行ってくれる。

そのほか、ウイルス対策ソフトが常駐しているとインストールできないようなアプリケーションのために、一時的に機能を無効化することが可能になり、「5分後」「PC再起動時」といった指定した段階で再び機能を有効にすることができる。

「Bloodhound」(ダイナミック・ヒューリスティック技術)などによるウイルス検知、スパイウェアやハッキングツールなどの検出機能、Eメールの送受信チェックなど、ウイルス対策ソフトとして必要な機能は従来通り搭載している。

インターネットワーム防止機能

AntiVirus 2005などで一時的に無効化できる

AntiSpam 2005

今回もっとも機能が強化されたのが迷惑メール対策ソフトのAntiSpam 2005で、新たにWebメールの「Yahoo!メール」に対応。Yahoo!メールのアカウントをスキャンして迷惑メールをチェックしてくれるようになった。

さらに昨今問題視されているフィッシング詐欺対策も導入。差出人アドレスのドメイン名が詐称されていたり、HTMLメール内のURLが不正だったりする場合にフィッシングメールと判断してブロックする。内容についてもチェックしており、アダルトコンテンツを含むような場合にフィルタリングし、子どもがそういったメールを目にしないように設定することも可能だ。

Yahoo!メールに対応

フィッシング詐欺対策も強化

ユーザーが送信したメールアドレスについては自動的に「許可リスト」に登録することで、知人からのメールを誤ってブロックしてしまう危険性も少なくなっているほか、Outlook/Outlook Express/Eudoraのアドレス帳と許可リストを定期的に同期してくれるようになった。許可リストに登録されたアドレスを迷惑メール送信者が偽装していた場合でも、偽装を判断してブロックすることができる。

そのほか、受信したメールの言語のうち、たとえば中国語・韓国語・ロシア語といった、迷惑メール以外は届かないと判断した言語については自動的に迷惑メールとしてブロックすることも可能。HTMLメールに含まれるスクリプトやActiveXコントローラなども遮断できる。

言語フィルタによる迷惑メールのブロック

発信したメールによって許可リストにメールアドレスを登録することも可能

Personal Firewall 2005

Personal Firewall 2005は、AntiVirusと同様、機能を一時的に無効化できるほか、従来は同一ドメイン内でもブロックしていたリファラーブロックを、異なるドメインに送信される場合にのみブロックするようになった。

個人情報保護機能として、あらかじめ登録した氏名やカード番号などの個人情報を、WebサイトやEメール、インスタントメッセンジャーで送信する際に警告を行ってくれるが、安全だと判断できるWebサイトについては、「例外リスト」に登録することで警告を出さずに個人情報を入力できるようになっている。

以上の3製品を統合したInternet Security 2005は、さらに「アウトブレーク警告機能」を搭載。危険度3以上のウイルスが発見された際に警告を表示し、ウイルス定義ファイルが適用されていない場合は注意を促してくれる。

プライバシー制御では例外サイトを登録できる

Internet Security 2005のアウトブレーク警告機能

SystemWorks 2005

SystemWorks 2005は、AntiVirus 2005に加えて「Norton GoBack 4.0」「Norton Utilities」「Norton CleanSweep」「CheckIt Diagnostics」を搭載、各種のシステムトラブルを診断、解決をしてくれる。

データ復元ツールのGoBack 4.0の新機能では「SafeTry」モードが追加。アプリケーションを一時的にテスト領域にインストール、テストを行ってから実際のインストールが行えるので、インストールしたアプリケーションが原因で起こる障害を未然に防ぐことができる。

さらにファイル回復機能では、ファイル履歴からドラッグ&ドロップで任意の場所にファイルを復活させることができるようになったほか、Windows XPにおいて最大8GBまでの履歴に対応した。GoBackは単体でも発売され、価格は10,290円、発売は12月。SystemWorks 2005 Premierは、上記に加えて、さらに「Norton Ghost」が追加されている。

GoBackのSafeTryモード

履歴でドラッグ&ドロップに対応するなど、使いやすさを向上させる機能向上を行った

Ghost 9.0

Ghost 9.0は、同社が買収したPowerQuestの「V2i Protector/Drive Image」を統合。Windows使用中でもすべてのバックアップが作成できるようになったほか、差分のみをバックアップする「増分バックアップ」、スケジュール設定によるバックアップなどの新機能を追加した。

Ghostでは差分バックアップにも対応した

単純なウイルス対策だけでは不十分

同社では、「単純なウイルス対策だけでは不十分で、十分なセキュリティの強度は確保できない」(杉山隆弘社長)として、個人情報漏えいとフィッシング詐欺対策など、ウイルス対策以外にも力を入れた点を強調。「インターネット上で行われている攻撃の78%が個人情報を狙ったもの」(米Symantec Consumer Product and Solution担当副社長Matthew Moynahan氏)であり、国内でもサイバー犯罪検挙数・相談件数が増えていること、インターネットが「社会インフラとして定着」(杉山社長)したことで初心者層が増えてきていることなどをふまえ、今回のNorton 2005シリーズでは、簡単に、しかもウイルス対策以外でも強度の高い安全性を提供することを狙った、という。

杉山隆弘社長

米SymantecのMoynahan氏

脅威は年々増加している

国内でも犯罪被害が増加

なお、GoBack、Ghostをのぞいて、今回の新製品からライセンス認証機能が導入されており、インストール後に同社サーバーとの間でアクティベーションを行わないと利用できないようになっている。

新たにライセンス認証技術を導入

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