日立GST、情報家電向けにさらに小型化した1.8型HDD

      [2004/09/02]

    日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)はZIFソケットの採用で10%小型化を実現した1.8型HDD「Travelstar C4K60シリーズ」を発表した。同社によればサンプル出荷は既に開始している。

    40ピンコネクタ-22mm幅のZIFソケットを採用することで、現状の50ピンコネクタ-48mm幅と比べて10%の小型化を実現している。ZIFソケット採用でフレキシブルケーブルを介した接続が可能となる。設計コストの低減と搭載方法の柔軟化が実現される。

    1.8型HDDは、米Apple ComputerのiPod、クリエイティブメディアのZen、東芝のgigabeat、ソニーのNW-HD1などで採用されているが、 今回の新型HDDの発表で、大容量HDD音楽プレイヤの小型化がさらに加速すると考えられる。「1.8型HDDは、容量と耐衝撃性としてバランスがとれたHDDである」と調査会社TrendFocusの副社長・John Donovan氏は述べている。

    Travelstar C4K60シリーズ

    今回の製品開発でHGSTは、HDD音楽プレイヤーのエンドユーザーのニーズを検討し、ZIFソケット採用による小型化と搭載自由度の実現、衝撃耐性の向上(動作時500G、非動作時1,200G)、騒音低減(アイドル時1.6ベル、シーク時2.2ベル。いずれもほとんど人間には聞き取れないレベル)、さらに低消費電力(2,000mAhバッテリで約32時間相当動作)の改良を行っている。

    同社によればHDD音楽プレイヤー以外にも、HDD動画プレイヤー、携帯ノートPCなどへの採用も想定しているという。

    Creative Technology副社長Chua Hiap Chew氏は、「本製品は情報家電機器に要求される事項がよく反映されている。今回の製品はうまくバランスがとれている」と述べている。

    新製品の「Travelstar C4K60シリーズ」はディスク回転数4200rpm。ラインナップの容量は20GB/30GB。記録密度は最大99.8Gbit平方インチで、円板1枚の最大容量は30GB。シーク時間15ms。データバッファ容量2MB。電源電圧3.3V。外形寸法は54×70×7mmで、質量は約46g。

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