米Intel、802.11a/b/g対応の「PRO/Wireless 2915ABG」を発表

    Yoichi Yamashita  [2004/08/27]

    米Intelは、IEEE 802.11a/b/gのトライモードをサポートする無線LANモジュール「Intel PRO/Wireless 2915ABG Network Connection」(以下PRO/Wireless 2915ABG)を発表した。10,000個ロット時の単価は27ドル。Centrinoモバイルテクノロジを構成する部品の一つとして、今年9月から搭載ノートPCが登場する。

    Intelコミュニケーショングループ副社長兼ネットワークプラットフォーム事業部長Jim Johnson氏は、「コネクティビティ」「使いやすさ」「セキュリティ」「マーネージャビリティ」を強化点に挙げる。

    コネクティビティに関しては、現在最もユーザーの多い802.11b、高速で802.11bとの互換性がある802.11g、エンタープライズ市場で採用が増えている802.11aをサポートすることで、あらゆる場所の無線LANに対応できるようになった。

    「使いやすさ」の部分を担うのが、「Intel PROSet/Wireless Software version 9.0」である。同ソフトウエアに含まれる無線LAN接続ツール「Intel Smart Wireless Solution」は以下のような機能を備える。

    - Wireless Network Configuration Wizard: わずかなステップでセキュアなWi-Fi接続を実現する設定ウイザード。

    - Security Assistant: Wi-Fiネットワークに接続する上で、最も高いレベルのセキュリティ機能を利用するための情報を表示、設定をアシストする。

    - Wireless Troubleshooter: 接続のトラブルを分析し、解決策を提案。

    PROSet/Wireless Software v9.0は、接続やセキュリティの設定を簡略化するほか、設定のプロファイル管理機能によって、家庭、会社、ホットスポットなど、条件の異なった無線LANへの接続・切り替えを容易にしてくれる。Johnson氏は、「ユーザーからは、接続以上に、どのように使うかという点に関する要望が増えている」と述べる。トライモード対応で無線LANの選択肢が増えるだけに、ネットワークの選択および接続を手助けするPROSet/Wireless Softwareが果たす役割が大きくなる。

    Centrinoの無線LANモジュールとしては第4世代となるPRO/Wireless 2915ABG

    PROSet/Wireless Software v 9.0との組み合わせで優れた接続性と使い勝手を実現

    セキュリティ機能としては、WPA、WEPのほか、Cisco Compatible Extensionに対応。セキュリティ規格IEEE802.11iをサポートしており、次世代のWPA2への対応も予定している。エンタープライズ・ユーザーは、シングル・サインオンへの利用が可能。発表の中で同社は、「優れた無線ネットワークの自動検出とセキュリティの自動選択機能によって、無線ユーザーはより確実に最も安全なセキュリティ機能を利用できるようになる」と安全性をアピールしている。

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