SGIとARB、シェーディング言語標準サポートの「OpenGL 2.0」を発表

    Yoichi Yamashita  [2004/08/11]

    米Silicon Graphics(SGI)とOpenGL Architecture Review Board(ARB)は、ロサンゼルスで開催中のSIGGRAPHで、OpenGL Shading Language APIの標準サポートを組み込んだグラフィックスAPI仕様「OpenGL 2.0」を発表した。

    OpenGL Shading Languageは、昨年6月にOpenGL ARBで承認され、OpenGL 1.5に拡張仕様として盛り込まれていた。最新の2.0では、同言語とそのAPIがOpenGLの基盤となっている。ソフトウエア開発者は、シェーダーの生成やオブジェクトのプログラムなどにおいて、最新のグラフィックスプロセッサのプログラム機能に高いレベルでアクセスできるようになる。ゲーム、トレーニング/シミュレーション、医療、工業製品デザインなど、様々な分野でフォトリアリスティックなリアルタイム3Dを活用するための重要なステップになるとしている。

    プログラマブル・シェーダー以外の主な機能としては、Multiple Render Target(MRT)、両面ステンシル、ポイントスプライトなどが挙げられている。MRTによって、プログラマブル・シェーダーは、シングルパスにおける複数の出力バッファに異なった値の書き込みが可能になる。両面ステンシルは、ステンシル機能に表面用/裏面用のステートを指定し、シャドウボリュームの性能を向上させる。ポイントスプライトは、カスタマイズしたテクスチャのような描画を可能にする。また、全てのテクスチャターゲットが非2乗テクスチャの対象となり、矩形テクスチャがサポートされるほか、メモリ利用効率が向上する。

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