Roxioがソフトウエア部門を売却、Napsterに専念

    Yoichi Yamashita  [2004/08/10]

    米Sonic SolutionsとRoxioは、SonicがRoxioのコンシューマー・ソフトウエア部門を8,000万ドルで買収することを発表した。Roxioは7,000万ドルの現金と1,000万ドル相当のSonic株を受け取る。買収手続きは、2004年第4四半期に完了する見込みだ。

    Sonicはブランド名を含めて、Roxioのコンシューマー・ソフトウエア事業を継続するとしている。一方、Roxioは社名をNapsterに改めて、同ブランド名で提供している有料音楽配信・販売サービスに専念する計画を明らかにした。

    CD-ROM/DVDライティングソフトやシステムリカバリーソフトを手がけていたRoxioは、2002年にNapsterの全資産を買収。さらに2003年にSony Music EntertainmentとUniversal Music Groupの合弁企業による有料音楽配信サービス「PressPlay」を獲得した。2003年10月、所有するデジタル音楽サービスの資産を統合して、Napsterブランドの有料音楽配信・販売サービスを開始。現在、AppleのiTunes Music Storeにトップの座を奪われているが、Napsterのイメージを生かして次々と大学との契約を獲得するなど勢いがある。欧州にはAppleよりも早く進出している。

    Roxioのコンシューマー・ソフトウエア部門は、「Easy Media Creator」「Easy CD & DVD Creator」「Digital Media Suite」「Easy CD Creator」「Toast」「PhotoSuite」「VideoWave」などの製品を抱える。インストール・ベースでユーザー数は1億人以上になるそうだ。

    Sonic Solutionsは、デジタルオーディオやDVDオーサリングツールなどを手がけており、「MyDVD」「DVDit」などの人気ソフトを持つ。同社のCD/DVDのフォーマッティングおよび書込みエンジン「AuthorScript」は、Adobe、Microsoft、Sonyなどの企業にライセンス提供されている。

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