WWWの生みの親にナイトの爵位 - 英王室

  [2004/07/16]

World Wide Webという言葉を作り、世界初のサーバ「httpd」とブラウザ兼エディタ「WorldWideWeb」を開発、HTMLやHTTP、URLなど現在のWebの基礎を作り上げたTim Berners-Lee氏に対し、英王室はナイトの爵位を授与した。「インターネットの包括的かつ国際的な発展に対する貢献」が認められたもので、16日、エリザベス英女王から大英帝国上級勲爵士(KBE)が与えられた。

Berners-Lee卿はロンドン生まれ。現在のインターネットの根幹となる数々の技術を開発、世界最初のブラウザ「WorldWideWeb」のソースコードを91年夏に公開、Web標準化団体W3C(World Wide Web Consortium)を設立するなど、数々の功績を残してきた。現在も精力的に活動しており、2002年のアルバート勲章や日本国際賞、2004年のミレニアム・テクノロジー賞など多くの賞を受けたほか、米Time誌による20世紀100人の偉人たちの1人にも選ばれている。

今回英王室は、インターネット上のページを体系化、リンク、閲覧するシステムWorld Wide Webの発明を通じたインターネットへの貢献を評価、ナイト爵の中では第2位の階級となるKBEを授与。慣例にならい、エリザベス女王が前国王故ジョージ6世の剣を用いてBerners-Lee卿に爵位を与えた。

Berners-Lee卿は今回の爵位授与について「私はこのような大変な栄誉に恐縮しています。Webは私と同じような世界中の発明家や開発者らとともに進めている共同研究開発を通じて実現されたものなのです。この栄誉はインターネットというコミュニティに関係する全ての人に与えられるべきものです」と語っている。

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