PHP 5.0リリース -言語エンジンが一新

    海上忍  [2004/07/14]

    PHP開発チームは13日(米国時間)、Web用スクリプト言語の最新版「PHP 5.0」をリリースした。2000年に登場した前系列(PHP4)から約4年振りのメジャーバージョンアップであり、大規模Webサイトの構築をも視野に入れた機能強化が図られている。ソースコードおよびWindows用バイナリはPHPのWebサイトおよび各地のミラーサイトからダウンロード可能。

    PHP 5.0では、イスラエルのZend Technologiesがオープンソースモデルのもと開発した「Zend Engine II」を言語エンジンとして採用、パフォーマンスが大幅に改善されたことが特徴。オブジェクト指向機能も大幅に強化され、コードの再利用性が向上している。

    PC-UNIX定番のリレーショナルデータベースソフト「MySQL」を利用するための拡張モジュールとして、新たに「MySQLi」も用意された。今年3月に行われたMySQLのライセンス変更を受けたものであり、MySQL v4.1以降で提供される新機能を利用してMySQLデータベースと連携することが可能になった。

    PHPは、Webのサーバサイドで動作するスクリプト型言語。PHPライセンス(一部Zendライセンス)のもと配布されるオープンソースソフトウェアであり、各種UNIX系OSやWindows上で動作する。OracleやMySQLなどのリレーショナルデータベースとの連携も容易なことから、動的なWebページの生成を必要とするWebサイトを中心に導入されている。

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