米Yahoo!の2004年第2四半期、利益倍増で好調を維持

    Yoichi Yamashita  [2004/07/08]

    米Yahoo!が2004年第2四半期決算を発表した。売上高は8億3,200万ドルで、前年同期の3億2,100万ドルから159%も増加した。Yahoo!の業績をより正確に現すTAC(Traffic Acquisition Cost:トラフィック獲得費用)を除いた売上高は6億900万ドル(前年同期比90%増)だった。TACには広告型検索サービスOvertureが、サービスを提供しているパートナー企業に支払う費用が含まれる。

    純利益は1億1,250万ドル(1株当たり8セント)で、前年同期の5,080万ドル(1株あたり8セント)から倍増。同社は今年4月26日に1対2の株式分割を実施している。

    分野別では、マーケティングサービスが売上高6億9,100万ドル(前年同期比215%増)と好調。検索技術を中心に各種サービスが組織的に機能し始めたためとしている。有料サービス収入は同1億400万ドル(同49%増)だった。Yahoo! Premium Serviceの契約数は6月30日時点で約640万となっている。昨年6月30日時点では350万だった。リスティング収入は同3,800万ドル(同17%増)で、マーケットプレイス・サービスの伸びが増加につながった。

    好調を維持しているYahoo!だが、これまでのように楽観的な見通しを示すことはなかった。同社に対する加熱気味の期待を落ち着かせる狙いがあると思われる。Terry Semel CEOは「Yahoo!はプロダクト・ルネッサンスの半ばであり、ユーザーの方に不可欠と思って頂けるような新たな製品とサービスを展開するために、これまでになく多忙な時期を迎えています」とステップアップの過渡期を強調していた。

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