ゲームの海賊版は登場時期が決め手!? 違法コピーの入手実態を調査

    湯木進悟  [2004/06/14]

    米Macrovisionは、PCゲームユーザーを対象に実施された違法コピーソフトに関する意識調査の結果を発表した。過半数のユーザーが違法コピーソフトの入手を認めており、ブロードバンドの普及に伴う深刻な実態も明らかになっている。

    同アンケート調査は、複数のオンラインゲームサイトなどで行われ、2,219名の回答者のうち、52%が過去に何らかの形でPCゲームソフトの違法コピー製品を入手したことを認めているという。また、約15%の回答者は、過去2年以内に15本以上のPCゲームの海賊版を手に入れたことを明らかにしたようだ。

    海賊行為による世界のゲーム業界の被害総額はUS30億ドル規模に達するとの米ESA(Entertainment Software Association)の予測を示しつつ、Macrovisionは、インターネット上で実施された今回の調査を振りかえって、ブロードバンドおよびファイル交換サービスの利用が伸びるにつれ、海賊行為がゲーム業界に対して、もっと深刻な被害をもたらすようになってきているとの懸念を表明した。

    とはいえ、過去に違法コピーソフトを入手したとの回答者のうち、約25%は、もしも新作ゲームソフトの発売から4週以内に海賊版を手に入れられなかったならば、必ず正規品を購入していただろうとの見方も示しているという。もし新作の発売から海賊版の登場まで6週以上は待たされることになるならば、必ず正規品を購入するとの回答者は、全体の3分の2にまで上ったようだ。

    Macrovision Europeの営業部を率いるMartin Brooker氏は、海賊行為がゲーム業界にもたらす被害について「たとえ1日でも海賊版が出回るのを遅らせることができるならば、経済的に見てもかなりの効果があると言えるだろう」とコメントしている。

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