マッハ10の旅客機が登場!? 豪、超音速飛行機の実験計画を発表

柴田格  [2004/05/20]

オーストラリア国防科学技術機構(DSTO)は、オーストラリアおよびアメリカの科学者による共同実験として、世界最高速を目指す飛行機の飛行実験を2005年の後半に行う計画を発表した。

DSTOのリリースによると、計画にはアメリカ国防総省高等研究計画局(DARPA)を始め、オーストラリア超音速イニシアチブ(AHI)といった研究機関、超音速の研究で実績のあるクイーンズランド大学、オーストラリア国立大学、オーストラリア国防アカデミーニューサウスウェールズ大学などが参加。

実験される飛行機は、吸気をあまり圧縮せずに、超音速に保った状態で燃料を燃焼させるスクラムジェットエンジン(Supersonic Combustion RAMjet Engine)を搭載し、最高速度がマッハ10、時速約1万1,000kmに達するという。実用化されれば、シドニー~ロンドン間を2時間で結べるほか、革新的な人工衛星の打ち上げ方法として利用することも目論まれている。

実験会場となるのは、昨年日本の次世代超音速飛行機実験が行われたことでも知られる、南オーストラリア州の中央部にあるウメラ実験場。飛行は数分間にわたり、速度の検証が行われる模様だ。なお、2002年7月にクイーンズランド大学が同実験場で行った「HyShot」飛行実験では、発射後281秒で高度315kmに達し、510秒後の大気圏再突入時にマッハ8の到達を実証している。

実験についてDSTO Weapons System部チーフのWarren Harch博士は「スクラムジェット技術を使用する超音速推力は、防衛および民間分野における多くのアプリケーションの、高速かつ低燃費化の可能性を提示し、防衛用途としては世界規模の偵察が可能な長距離超音速偵察機、また民間利用としては低価格な衛星打ち上げ、高速航空機などに適用されるだろう」と述べている。

このプロジェクトはオーストラリアとアメリカのコラボレーションによる実験であることから、HYCAUSE(Hypersonic Collaborative Australian/United States Experiment)と呼ばれている。



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