米マクドナルドが店内ホットスポットを有料へ - 日本は新サービスなど検討?

湯木進悟  [2004/04/14]

米McDonald'sは、米Wayportと正式に提携し、同社が米国内の店舗で展開する無線インターネット接続サービスの概要が明らかになった。すでに無料試験サービスで提供されていた店内ホットスポットが、有料サービスへと移行することになる。

これまでWayportは、シアトル、シカゴ、ニューヨークなどにあるMcDonald'sの店内で無料試験サービスを提供してきており、24時間態勢のカスタマーサポートなど、同社のサービスに対して幅広いユーザー層から高い評価のフィードバックが寄せられたという。すでにこうした数百カ所に上る店内で、正式な有料サービスへの移行が決定しているほか、今後は全米各地でMcDonald'sの店内に無線インターネット接続サービスの新たな提供エリアを拡大していくようだ。提供店舗の詳細な情報などは、専用サイトとなる「McD Wireless」にてチェックできるようになっている。

今回の発表では、2時間の利用料金がUS2.95ドルになることが明らかにされており、有料ユーザーに対して、USA Today、New York Times、BusinessWeekなどからコンテンツを用意して提供する新サービスが計画されているという。また、WayportはMcDonald's以外にも、シェラトン、マリオット、ヒルトンなどのホテルや、オークランド、ダラスフォートワース、サンホセなどの空港において、無線インターネット接続サービスを提供しており、月額US29.95ドルの利用料金で、同社の全ネットワークサービスへ無制限に接続できるプランなども用意されるようだ。

McDonald'sの米国IT部門で副社長を務めるJim Sappington氏は、全米各地の店内でWayportの無線インターネット接続サービスを提供していくことが、よりMcDonald'sのサービスバリューを高めることになるとコメントした。WayportのCEOであるDave Vucina氏は、自宅や会社で楽しんでいるブロードバンド環境を外出先でもシームレスに提供していく上で、McDonald'sとの提携は大きな役割を果たすことになるだろうとの期待を表明した。

なお、McDonald'sの日本法人となる日本マクドナルドでも、200を超える店舗において、無線インターネット接続サービス「Yahoo! BBモバイル」が提供されている。現在は無料試験サービスの提供期間中となっており、ヤフー広報担当者によると、今後もアクセスポイントとなる「Yahoo! BBモバイルゾーン」の充実を図りつつ、当面は無料試験サービスが続けられる予定になっているという。とはいえ、正式サービスへ移行する時期などに合わせて、マクドナルド店内のホットスポットでは独自のカスタマイズされたコンテンツを提供するといった新サービスなども検討されているとしており、今後の正式な発表が待たれる。

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