働く女性にはネットでアクセスが効果的 - テレビより重視される傾向も判明

湯木進悟  [2004/04/12]

米Washingtonpost.Newsweek Interactive(WPNI)および米Nielsen//NetRatingsは、仕事でインターネットを活用する女性のメディア利用実態を調査したレポート「Working Women Online」を発表した。日常生活におけるインターネット利用が進んでいる様子が明らかになっている。

働く女性が平日に1時間以上を費やして活用するメディア

今年2月に電子メールで実施された同調査によると、6割以上の女性は、仕事が忙しくて私生活で十分に自分の時間をもてないと感じているという。しかしながら、約8割の女性が、仕事のある平日に1時間以上はテレビを見て過ごすと回答した。また、電子メールの利用時間を別にしても、仕事日の平日に1時間以上をインターネット利用に費やすとの回答は6割以上に達しているようだ。

同レポートは、注目すべき傾向として、ここ数カ月でインターネット利用時間が増えたと回答する女性が48%に上ることを挙げている。忙しくてインターネット利用時間が減ったとの回答は5%のみだったという。一方、調査対象となった女性全体の約4人に1人は、新聞/雑誌/テレビのために費やす時間が減っていると回答しており、半数以上の女性は、たとえ全く利用できない日があったとしても、それほど不自由に思わないだろうと考えているという。逆に、インターネットおよびラジオに関しては、どんなに忙しくても毎日必ず利用したいメディアとして挙げる女性が多かったようだ。当初の予定より、ついインターネット利用時間が延びてしまうこともあるとの回答は8割以上を占めるとされている。

何かを購入する前に、その製品サービスに関する情報をインターネット上で検索して調査する女性が多いことも明らかになっており、インターネットで見た広告などに影響されて、実際に製品サービスの購入に至るケースも少なくないようだ。テレビやダイレクトメールよりも、オンラインでヒットした広告情報のほうが影響力が強いとの回答も6割を超えているという。

WPNIのCEOであるCaroline Little氏は、今回の調査結果について「働く女性が非常に忙しいと感じていることは当然であるものの、これほど実生活でインターネットが活用されているとする結果は興味深い」とコメントした。Nielsen//NetRatingsのMarc Ryan氏は「働く女性の日常生活において、インターネットの占める重要性が極めて大きくなっているため、女性の心を動かすメディアとして、いまやインターネットは欠かせない存在になってきている」と語っている。

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