coLinux 0.6.0がリリース - Windows上でLinuxが動く

Windows上で動作するフリーのLinux実行環境「coLinux」がバージョン0.6.0にバージョンアップした。coLinuxはLinuxカーネルをWindowsの特権モードで動作させるため、CygwinやSFU(Windows Services For UNIX)のようなAPIレベルでのUNIX互換環境とは異なり、現実のLinuxとほぼ同じ環境をWindows上に構築できる。今回のバージョンアップでは、いくつかの不具合の修正のほか、ウィザード形式のインストーラが用意され導入が容易になった。

coLinuxの動作には、ホストOSであるWindows 2000/XPのほか、ゲストOSとなるLinuxをインストールしたディスクまたはイメージファイルが必要。原則としてすべてのLinuxディストリビューションがゲストOSとして使用できるが、現段階ではローカルでXサーバを起動できないため、Cygwin/XやVNCServerなどWindows上で動作する他のX Window Systemの実装系も必要となる。なお、coLinuxのWebサイト上にはDebianとGentooのイメージファイルのほか、日本語版Knoppixを動作させたときのスクリーンショットが掲載されている。

Windows上に仮想のLinux実行環境を設けるオープンソースプロジェクトは、LinuxをホストOSとする「User-mode Linux」のWindows移植版「Umlwin32」も知られているが、すでに実用的なレベルにまで開発が進展したcoLinuxの注目度は高い。なお、同等の機能を提供するソフトウェアとしては、有償の製品である「VMWare」が知られているが、Linux以外のシステムもゲストOSとして使用できる点がcoLinuxと異なる。



人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事