新感覚「Fastap」キーボード、ついにカメラ付き携帯電話で製品化へ

      [2004/03/24]

    携帯電話へのFastap搭載イメージ。

    米Digit Wirelessは、カナダのTELUS Mobilityおよび韓国LG Electronicsと提携し、独自開発の「Fastap」キーボードを搭載した携帯電話が年内に発売されることを明らかにした。米国ジョージア州アトランタで開催中のCTIA Wireless 2004にてアナウンスされている。

    Fastapは、携帯電話の数字キーパッドとアルファベットの文字キーボードが統合された製品になっており、シングルタップで全ての数字/文字入力を完了できる快適性が大きな特徴となる。通常の携帯電話本体キーパッド部分へと組み込めるデザインに仕上がっているため、低コストで搭載が可能とされている。

    すでに同社は米国内でFastap関連の複数特許を取得しているという。既存の製品にアクセサリ機能としてFastapを付加することはできないため、これまで製品の設計段階からFastapを採用するパートナー企業との交渉が進められてきたようだが、ついにLG Electronicsから、カメラ付き携帯電話「LG 5450」の新モデルへFastapを標準搭載したデザインが正式に採用される運びとなった。TELUS Mobilityの携帯電話サービスに対応し、年内にカナダで販売が開始される予定になっている。

    まずは携帯電話から製品化が開始されるものの、PDA、電子ブックリーダー、TVリモコン、MP3プレイヤー、GPSナビゲーションシステムなどの、多彩な製品にFastapを採用できるとされており、Digit Wirelessの社長であるChris Hare氏は、カナダにおける製品化を皮切りに、今後も世界各地で搭載製品が発表されていくことへの期待を表明した。

    なお、同社はTELUSおよびQUALCOMMより、新たにUS430万ドルの資金提供を受けることも明らかにしており、さらなるセールスマーケティングの強化およびビジネスチャンネルの拡大を目指していきたいとしている。

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