LaTeX2eのリリースから10年 - ライセンスの変更など

米国時間の14日、LaTeXプロジェクトのWebサイトが更新され、LaTeX2eの公開10周年を祝して声明が発表された。サイトにアップロードされているLaTeX News issue 15と16によれば、文字符号化に関する機能の追加などいくつかの変更点のほか、今後の2年間でTeXの拡張版であるeTeXやpdfTeX向けに最適化される計画が紹介された。また、名著「The LaTeX Companion」の第2版が準備中であることにも触れられている。

ライセンス(LPPL=LaTeX Project Public License)についても見直しが行われ、新バージョンの1.3が公開された。この変更は、LaTeXがDFSG(Debianフリーソフトウェアガイドライン)に矛盾しない形式で再配布可能になったことを意味する。

LaTeXは、1985年にLeslie Lamport氏によって開発されたフリーなマクロ集で、Donald E. Knuth博士により開発された組版システム「TeX」上で動作する。最新バージョンは1993年12月に発表されたLaTeX2eであり、日本のユーザの多くはpTeX(TeX 3.14159をベースに出版社のアスキーが日本語化したもの)向けに移植された縦組み対応の日本語LaTeX(pLaTeX2e)を利用している。



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