三菱、1.5秒で起動/録画できるHDD内蔵型など、DVDレコーダー"楽レコ"発表

      [2004/03/10]

    ユーザー調査から得られた情報をもとにユーザーの不満点や重視点を中心に開発

    三菱電機は、DVDビデオレコーダー「楽レコ」シリーズ5機種を発表、同市場に本格参入する。「簡単・便利」「快適」「キレイ」を追求したとしており、5月21日から順次発売を行う。価格はいずれもオープンプライス。

    HDD内蔵タイプは3モデルを用意。もっとも大きな特徴といえるのが、電源投入後1.5秒で録画が開始できる「1.5秒高速録画スタート」だ。同社では、従来製品が、電源投入して操作できるようになるまで10秒程度かかっていたことを挙げ、「操作したらすぐに反応、リアクションを返すというのが分かりやすく使いやすいAV機器の基本」(リビング・デジタルメディア事業本部デジタルメディア事業統括本部長 古賀良男氏)として、高速起動・録画を実現させた。


    DVR-HE700

    DVR-HE600

    DVR-HE500

    リモコン

    1.5秒で起動、録画が可能

    他社製品との起動比較。右の楽レコはすでに録画が始まっているが、左の他社製品はまだ起動中だ


    Gガイドの画面

    録画予約は一般的なGガイドを利用、番組表を見ながら録画番組を選択できる。番組表は3チャンネル分を時間軸ごとに表示可能で、番組を選択して決定ボタンを押すだけで録画予約が完了する簡単操作も実現した。

    録画では番組表からの予約に加え、「おすすめ番組検索」機能を導入。これは過去の録画履歴からユーザーの好みを学習して番組表を表示するというもの。映画や音楽番組など、よく録画する番組を抽出してくれるので、録画予約が簡単になる。

    録画機能としては3次元Y/C分離、デジタル3次元ノイズリダクション、デジタルTBC機能といった高画質回路を搭載。ビットレートを随時変更するVBR録画にも対応している。

    録画した番組は「バーチャルライブラリー」で管理する。HDD内の録画番組を一覧表示し、さらにDVDに保存した番組も、メディアを挿入することなく確認できる。キーワードによる検索も可能で、番組名だけでなく、出演者の名前や番組紹介文からの検索にも対応する。


    バーチャルライブラリーで録画番組を管理

    録画した番組はリスト表示され、左上に動画として内容が表示される

    DVDメディアに記録された番組は、メディアを入れなくても確認できる

    バーチャルライブラリーの検索では番組の内容からも検索できる

    そのほか、DVD-RAMの再生対応、36倍速の高速ダビング機能、スポーツ延長対応録画機能(Gガイド利用時のみ)、といった機能を備える。

    HDD容量別に3モデルが用意されており、発売はいずれも5月21日。HDD容量250GBの「DVR-HE700」の実売想定価格は13万円前後、同160GBの「DVR-HE600」の実売想定価格は10万円前後、同80GBの「DVR-HE500」の実売想定価格は8万円前後。

    ビデオ一体型DVDビデオレコーダー「DVR-S300」、DVDビデオレコーダー「DVR-T100」も発売する。発売はそれぞれ6月21日、5月21日で、実売想定価格は6万円前後、5万円前後。大きな特徴は、DVD-R/RWディスク1枚に最長10時間録画が可能な長時間録画モードを備えた点。

    DVR-S300

    DVR-T100

    録画機能のないDVDプレイヤー「DJ-P230」、DVDプレイヤー一体型ビデオ「DJ-VG130」も用意しており、VR方式で録画したDVD-RWやCPRM対応のDVD-RWの再生も可能など、高い互換性を追求した、と言う。発売日と実売想定価格はそれぞれ3月26日・1万3,000円程度、4月26日・2万5,000円程度。

    DJ-P230

    DJ-VG130

    同社はこの市場では後発となるが、同社の保有する画像圧縮や画像処理などの技術がこの分野で独自の強みを発揮できると判断。今夏のアテネオリンピックや急進する市場の伸びといった状況もふまえ、今回参入を決めた。今後は速やかに他社を追撃、シェアの拡大を図っていく。

    国内のDVDレコーダー市場は急速に伸びている

    その中でもHDD内蔵型が主流に

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