米Dellが新CEOを任命…Dell会長はテクノロジに焦点

    Yoichi Yamashita  [2004/03/05]

    米Dellは、ニューヨーク市で開催した取締役会で、Kevin Rollins社長兼COO(最高執行責任者)が新CEOに任命されたことを発表した。7月16日の株主総会で正式に就任する予定で、社長も兼任する。創業者のMichael Dell現CEO兼会長は、会長として引き続きDellを率いる。

    創業者のMichael Dell氏(左)と新CEOのKevin Rollins氏

    Rollins氏は96年4月にDellに入社。2001年3月に社長兼COOに就任した。PCとサーバ事業を中核に据えながら、周辺機器、プリンタ、ストレージ・システム、サービスなどの事業を成長させ、エンタープライズ市場を中心としたDellの事業拡大を実現した。Dellに入社する以前はBain & Coに在籍。ビジネス・経営戦略の専門家として、主にハイテクおよび家電製品分野の企業を対象にコンサルティングを行っていた。同氏はコンサルタントとしても、Dellの米国における直販モデル成功に貢献している。

    Dell氏が企業の顔となっているが、近年のDellの成功は、同氏が研究開発を含むテクノロジ分野を率い、Rollins氏が経営戦略を担当するという分業に寄る部分が大きい。Rollins氏がCEOに就くことで、「成功している"Two-in-a-box"の経営組織が今後も維持される」とDellは説明している。

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