米IBM、90ナノ世代のPowerPC「970FX」の量産を開始 - Xserve G5にも搭載へ

      [2004/02/16]

    「PowerPC 970FX」

    米IBMは、SOI・歪みSi・銅配線という3つの技術を組み合わせることができるプロセッサ製造技術を開発、同社の300mmウエハ生産拠点において、90nmプロセスを採用した64ビットプロセッサ「PowerPC 970FX」の量産を開始した。PowerPCとして90nmプロセスに移行する初めての製品。

    PowerPC 970FXは、130nmプロセス採用の従来製品「PowerPC 970」の微細プロセス版となるもので、キャッシュ容量などの仕様はほぼ同等。PowerPC 970はPowerPC G5とも呼ばれており、Apple Computerの「Power Mac G5」に採用されているが、新プロセッサの970FXも1Uサーバ「Xserve G5」への搭載が計画されているという。消費電力は、従来の970/1.8GHzが51W(Typical)であったのに対し、970FX/2GHzでは24.5W(同)と半減している。

    また970FXでは、新たに同社が改良した省電力技術「パワー・チューニング」も活用。これは、周波数と電圧に対してシステム全体を通じた高度なチューニング・制御が可能となるもので、詳細については16日(現地時間)、国際固体回路会議(ISSCC:International Solid-State Circuits Conference)にて発表されるとのことだ。

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