「PSXのチップはやはり90ナノ」 - カナダ調査会社Chipworksが報告

カナダの半導体リバース・エンジニアリング専業企業Chipworksは、ソニーが販売しているHDD搭載DVDレコーダー「PSX」に搭載されているチップ「90nm EE+GS」を解析、その結果として、90nmプロセスが採用されていることが確認できたと発表した。先月29日には、カナダの調査会社Semiconductor Insightsが130nmプロセスであるとの調査結果を発表していたが、これを否定する形となった。

PSXに搭載されているプロセッサ「90nm EE+GS」は、これまで別々のLSIだったCPU「Emotion Engine(EE)」とグラフィックチップ「Graphics Synthesizer(GS)」を1チップ化したもので、ソニーはこれを「世界初の90nm DRAM混載SOC」と発表していた。

しかし、IC関連の技術・特許を調査するSemiconductor Insightsが、「PSX DESR-5000」に搭載されていたEE+GSを独自に解析。採用されているのは90nmプロセスではなく130nmプロセスルールで、ダイサイズも公表されている86平方mmより少し大きい90平方mmだったと明らかにした。

今回のChipworksによる解析結果はこれを否定するものとなるが、同社によれば、ゲート長45~50nmのトランジスタが確認できたことなどにより、同チップが90nmプロセスルールで製造されていると判断できたとしている。



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