Opera、PDAやTV画面向けのレンダリング技術を発表

 

Opera Softwareは20日(現地時間)、PDAやテレビ程度の画面解像度を持つ機器でWebページの表示を最適化する「Medium-Screen Rendering(MSR)」技術を発表した。機器メーカー向けに提供が開始されており、近い将来搭載機器が発表される予定。

今回の技術では、PDAの"landscape mode"(横長の全画面表示)から低解像度テレビ程度の画面を対象にしている。PC向けに設計されたWebページは、少なくとも幅800ピクセル以上の解像度を持つ画面を想定してデザインされていることが多いが、MSR技術では表示内容を再配置・縮小することで、PC向けページを幅300ピクセル程度の画面でも横スクロールバーを出さずにページを表示することができるという。また、元のフォント、色、デザインも保持されるとしている。

左のページをMSRで表示したイメージが右の写真。幅300ピクセル程度の表示領域でもレイアウトがほぼ保たれている

同社は携帯電話の画面向けに表示を最適化する「Small-Screen Rendering(SSR)」技術を2002年に発表しており、Nokia、Motorola、Sony Ericsson、京セラ、シャープ、Sendo、BenQといったメーカーが組み込みブラウザとしてOperaを採用している。今回MSRが加わったことで、PDAやセットトップボックスへの組み込み用途でもより最適な表示を提供できる。

同社CEOのJon S.von Tetzchner氏は、発表資料中で「Operaが目指すところのひとつが、どんな機器を利用しているかに関係なく、ユーザーに好きなWebサイトへのアクセスを提供するということ。私たちはSSRの経験を通じて、ユーザー側も業界側もWebサイトへのフルアクセスを求めていることを知った。魅力的なWebコンテンツへのアクセスが可能となれば、ユーザーの体験を広げ、ハードウェアの進化を促進し、通信事業者の収入を向上させる」とコメントしている。

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