日本サムスン、WUXGAの超高解像度液晶、32型大型液晶など発表

      [2004/01/20]

    日本サムスンは、今年第1四半期向けの新製品として、WUXGAの超高解像度液晶モニタなど、モニタ新製品5モデルを発表した。1月20日より順次販売が開始され、価格は69,800円など。

    ○SyncMaster 243T

    24型のSyncMaster 243Tは、広視野角、高コントラスト、高速な応答速度などを実現する独自のPVA液晶パネルを採用。さらにWUXGA(1,920×1,200)という高解像度での表示にも対応した。A4見開き(2ページ)を同時に実寸表示できるほどで、DTPやCADなどでの利用に最適とされる。

    SyncMaster 243T

    ピボット表示にも対応する

    24型という大型サイズにもかかわらずピボット表示にも対応。チルト/スィーベル調整が可能なほか、ガンマ補正機能、デジタル/アナログ2系統入力、電源ユニット内蔵・スリムベゼルによる省スペース性などといった特徴を備える。

    価格は29万8,000円で、発売は2月下旬から。同社の直販サイト「サムスンダイレクト」経由、および法人向けの販売が行われる。

    モデルSyncMaster 243T
    パネルサイズ24型
    パネルタイプa-si TFT/PVA
    最大解像度WUXGA 1920×1200
    表示色数1677万色
    輝度300cd/平方m
    コントラスト比500:1
    視野角(上下/左右)170度/170度
    応答速度30ms
    画面調整機能OSD
    入力アナログRGB/DVI-D
    スタンド高さ/チルト/スィーベル調整、ピボット
    サイズ※586.6(W)×514.2(H)×246.1(D)mm
    質量※13kg
    ※スタンド使用時

    ○SyncMaster 173P/193P

    SyncMaster 173P/193Pは高性能なPVA液晶を搭載。業界初というボタンレスデザインが特徴で、タッチセンサー式の電源ボタン以外のボタン類を備えず、ディスプレイ調整はすべて同梱のソフトウェア「MagicTune」で行う。

    SyncMaster 173P

    SyncMaster 193P


    ボタンは唯一電源ボタンだけ

    MagicTuneは米ポートレートディスプレイが開発したもので、特に色に関する知識がなくとも簡単にカラーキャリブレーションを行うことができる点が特徴とされる。Web閲覧、ムービー視聴など、状況に応じて輝度や色調整をまとめて設定できるプリセットモードも搭載する。

    デュアルヒンジ機構による高さ、角度などの柔軟な調整、スタンドを折りたたんだままでも壁掛け・アーム設置対応、デュアルヒンジ製品としては初めてピボット表示対応、電源ユニット内蔵によるすっきりした背面デザイン、なども備える。従来製品と比べた薄型・狭額縁化も特徴だ。


    電源ユニットを内蔵するため背面はすっきり

    デュアルヒンジ機構により柔軟に高さなどが調整できる。スタンドを取り付けた継子のように折りたためば、このまま壁掛けも可能

    発売は173Pが1月20日で、販路はサムスンダイレクトまたは法人販売のみ、193Pは発売が2月下旬で、販路は量販店、または法人販売のみとなっている。価格はそれぞれ69,800円、オープン(実売想定価格99,800円)。

    MagicTuneソフトウェア

    色補正の設定画面

    モデルSyncMaster 173PSyncMaster 193P
    パネルサイズ17型19型
    パネルタイプa-si TFT/PVA
    最大解像度SXGA 1280×1024
    表示色数1677万色
    輝度270cd/平方m250cd/平方m
    コントラスト比700:1800:1
    視野角(上下/左右)178度/178度
    応答速度25ms20ms
    画面調整機能MagicTuneソフトウェア
    入力アナログRGB/DVI-D
    スタンド高さ/チルト/スィーベル調整、ピボット、デュアルヒンジ
    サイズ(W×H×D)※382×395.2×236.2mm423×412.7×236.2mm
    質量※6kg7.1kg
    ※スタンド使用時

    ○SyncMaster 323T

    SyncMaster 323T

    業務用途をメインとした大型液晶のSyncMaster 323Tは、すでに発売済みの40型「SyncMaster 403T」の下位モデルに当たり、WXGA(1280×768)対応の32型PVA液晶を採用。プラズマディスプレイと比べて約5万時間の長寿命、明るい場所でも反射などが少ない表示、省電力、といった特徴を備える。

    アナログ/デジタルの2系統入力に加え、BNC/コンポーネント/S端子/コンポジットという豊富な入力端子を装備しており、Loop-Outによるマルチディスプレイ、RS232Cコネクタ経由による複数のディスプレイの遠隔操作・管理といったことも可能だ。

    発売は1月21日からで価格は44万8,000円。サムスンダイレクト、または法人販売でのみ提供される。

    モデルSyncMaster 323T
    パネルサイズ32型
    パネルタイプa-si TFT/PVA
    最大解像度WXGA 1280×768
    表示色数1677万色
    輝度450cd/平方m
    コントラスト比500:1
    視野角(上下/左右)170度/170度
    応答速度23ms
    画面調整機能OSD
    入力アナログRGB/DVI-D/BNC/コンポーネント/S端子/コンポジット
    サイズ787(W)×500(H)×100(D)mm
    質量16.2kg

    ○SyncMaster 173VT-G

    SyncMaster 173VT-G

    同社で初めての保護フィルタ内蔵となる「SyncMaster 173VT-G」は、17型TFT液晶パネルを搭載、アナログ入力のみに対応する。

    保護フィルタは3mm厚の硬化ガラスを採用しており、ペン先や指によるパネル面への接触による損傷を防止する。小さい子供がいる家庭や学校、人通りの多い場所への設置などで効果を発揮するだろう。またARコーティングが施されており、外光の映り込みとちらつきを低減している。

    店頭、または法人向け販売のみが行われ、発売は2月下旬、価格はオープンプライス(実売想定価格59,800円)だ。

    モデルSyncMaster 173VT-G
    パネルサイズ17型
    パネルタイプa-si TFT/TN
    最大解像度SXGA 1280×1024
    表示色数1619万色
    輝度270cd/平方m
    コントラスト比450:1
    視野角(上下/左右)150度/135度
    応答速度12ms
    画面調整機能OSD
    入力アナログRGB
    スタンドチルト調整
    サイズ※384.6(W)×392.8(H)×201(D)mm
    質量※6.2kg
    ※スタンド使用時

    Samsung全体としては、1988年から昨年まで、PCモニタの分野で世界マーケットシェア1位を継続。累計で1億6,000万台のモニタを販売した。2004年は、全世界で1億1,600万台まで伸長が予測されるPCモニタ市場でのさらなるシェア拡大を目指し、全世界で2,800万台の販売を狙う。

    1981年にモノクロモニタを発売開始、88年に市場シェア1位に躍り出て、その後16年連続市場でシェアNo.1を獲得している

    世界市場は今年、1億1,600万台規模になると予測されている

    国内はシャープやソニーなどに先行されているが、昨年10月に国内5カ所の事業所を集約した新本社ビル「T-Cube」を六本木に完成させて勢いに乗る同社は、今回の製品を皮切りに製品を順次供給、早期の市場シェアトップ3入りを目指す。なお、2004年の国内PCモニタ市場は、前年比40万台増の582万台と見込まれている。

    新本社ビルとなるT-Cube。同社に加え富士ゼロックスも今年から入居

    日本市場は今年、582万台と予測

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