【レビュー】Efficeon搭載「MURAMASA」最速レビュー(1) ついに登場したEfficeonノート

 

Mebius MURAMASA「PC-MM2-5NE」
コアなモバイラーの注目を集めていたTransmetaの最新CPU「Efficeon」を搭載したB5サイズミニノート「Mebius MURAMASA PC-MM2-5NE」がついに発表された。事前に公開されていたEfficeonを搭載する試作機の中で、もっとも完成度が高かったことから、シャープのMURAMASAがEfficeon搭載ノートの先陣を切るのではと推測されていたが、まさにその通りになったわけだ。

バイオノート PCG-X505に世界最薄の座を奪われたとはいえ、最厚部でも20mmを切り、900g台の軽量ボディのMURAMASAはモバイラーにとって魅力たっぷりのサブノートだろう。そのMURAMASAがEfficeon搭載と同時に、どのように変わったのかレポートしよう。

「Mebius MURAMASA PC-MM2-5NE」の主な仕様

項目 PC-MM2-5NE PC-MM1-H6W(従来モデル)
CPU Efficeon TM8600 1GHz Crusoe TM5800 1GHz
チップセット M1563M M1535+
ビデオ ATI MOBILITY RADEON SMI Lynx 3DM+
メモリ 256MB
HDD 20GB
ディスプレイ 10.4型XGA TFT液晶
ネットワーク 10/100BASE-T(X)
IEEE802.11b/g IEEE802.11b
バッテリ駆動時間* 約3.5時間 約3.1時間
OS Windows XP Home Edition Windows XP Professional
サイズ(W/D/H) 251×206×15.7~19.6mm 251×206×13.7~19.6mm
重量 約910g 約950g
*標準バッテリ使用時

○ブラックを基調に質感が高いボディ

まずは外装からみていただこう。写真のように、本体上部が従来のシルバーからブラックに変更されている。本体中央のMURAMASAロゴは本機でも健在だ。初代MURAMASAの配色に近いが、新型は粗目の感触の艶消しブラックで仕上げてあり、なかなかの質感。液晶周りもブラックに統一され、本体を開いた際の外見も以前よりスタイリッシュな印象になった。

本体上部

機構的に変化したのは液晶の開閉だ。従来機種「PC-MM1-H6W/H4E」は一般的なノートPCと同様、液晶を閉めた際にはフックで固定され、開くときにはノブの操作が必要だった。一方、新型MURAMASAはフックが廃止され、液晶を上下するだけで開閉できる。もちろん、簡単に開いてしまうことはなく、ヒンジ部分で開閉に必要な力が適切にコントロールされている。また、液晶が本体と完全に180度になるまで開くことができ、そのときにヒンジ部分が「カチッ」とロックする。

製品のジャンルは異なるが、同社のPDA「ザウルス SL-C750/860」シリーズの開閉にもよく似ている。シャープはこの種の開閉機構に凝っているのかもしれない。新しい開閉機構の使い勝手は好みが分かれそうで、簡単に液晶が開けるので素早く使い始められるが、慣れないと少し開きづらいかもしれない。

ちなみに、サイズは前モデルとさほど変わっていない。最厚部は19.6mmで前モデルと同じ。最薄部は15.7mm(前モデル13.7mm)で、やや厚くなった。一見してわかるように厚くなったのは手前の液晶パネル側だ。ラッチレス開閉で液晶を持ち上げて開く形になるため、液晶面手前の強度を上げた結果、厚くなったと思われる。

一方、重量は約910g。やや厚くなったのに前モデルより40gも軽量になっている。わずか40gとはいえ、前モデルと持ち比べると軽くなっていることがはっきりわかる。本体後部が軽量化されているようだが、後述するようにバッテリは前モデルと同じものが使用されているので、軽量化は内部の改良によるものだろう。

キーボードの使い勝手は(このサイズにしては)良好な方だろう。キーピッチは17mmと十分に広く、ストロークも1.7mmが確保され入力しやすい。個人的には前モデルと同様、英語キーボードへの実費換装サービスの実施を希望したいところだ。

タッチパッド周り。手前にはインジケータが見える
右上に用意されているモード切替ボタン

タッチパッドには定評のあるSynaptics製が採用されている。Synapticsのタッチパッドは特にドライバが秀逸で、タッチ&エッジモーション動作がきめ細かく設定でき便利である。

キーボード上部のボタンは左側が電源、右側がモード切替だ。電源ボタンは形状が丸形から長方形型に変えられている。

モード切替は、このMURAMASAで新設されたもので、モバイルモードとノーマルモードが切替えられる。モバイルモード時はクロックが約半分(1GHz→533MHz)に低下、またバックライトの照度が省電力設定(設定は変更が可能)になる。通常、この種の切り替えはコントロールパネルの省電力設定か専用のツールで行うPCが多いが、切替え操作はスイッチの方が楽で手早い。評価できる工夫だろう。

タッチパッド周りとインジケータ付近のデザインが、モード切替スイッチ&電源ボタンのデザインにあわせる形で変更されている。インジケータは左から、ACアダプタ、バッテリ、無線LAN、HDDだ。

○IEEE802.11b/gに対応した無線LANを内蔵

内蔵するインタフェースやコネクタの並び方は前モデルとほぼ同じだ。本体左側にUSB2.0、ヘッドホン、クレードル接続端子が並び、右側にPCカードスロット、USB2.0、10/100BASE-T(X)LANポート、そしてACアダプタ端子が並ぶ。また、本体後部には外部CRTを接続するアナログRGB端子が搭載されている。アナログRGB端子は独自の小型コネクタだが、標準VGA15ピンの変換アダプタが付属する。ミニノートとしては標準的なインタフェースだろう。豊富とはいえないが、アナログRGB端子以外は標準形状のコネクタが採用され、特殊な変換ケーブルを用いずに利用できるのは有り難い。

左側面
右側面

内蔵する無線LANは、前モデルのIEEE802.11bからIEEE802.11b/g両対応に変更された。IEEE802.11gが順調に普及していることを考えると妥当な強化といえる。アンテナは前モデルと同様、液晶上部に組み込まれているようだ。

クレードル
MURAMASAの特徴でもあるクレードルは本機にも受け継がれている。クレードルをUSBケーブルでデスクトップPCと接続し、外部HDDとして利用できる。クレードルは、インジケータ周りが本体にあわせて変更されているほか、当然ながら本体形状の違いにあわせてスロット部分が変更されていると思うが、機能的には前面のスイッチ(DirectHDスイッチ)を含めて、前モデルのクレードルとはほとんど変わっていないようだ。

(米田聡)


【レビュー】Efficeon搭載「MURAMASA」最速レビュー(2) 気になるパフォーマンスは?
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/12/08/14.html
へ続きます

9.7mm・785g、あまりにも薄く軽い「バイオノートX505」を発表 - ソニー
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/11/12/11.html

「Efficeon TM8000」が正式発表 - シャープ/富士通などから搭載機の予定も
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/10/15/07.html

シャープ、薄型モバイルノート「Mebius MURAMASA」の新機種を発売
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/07/14/22.html

Mebius MURAMASA
http://www.sharp.co.jp/mebius/muramasa/

シャープ
http://www.sharp.co.jp/



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